IPアドレスの変更に関する留意点
LANケーブルを接続し直した場合など、接続前後でIPアドレスに変更がない場合、以下のログが取得される場合があります。
1ログ目変更前:[192.0.2.10]、変更後:[ ]
2ログ目変更前:[ ]、変更後:[192.0.2.10]
別ネットワークのLANに接続し直した場合など、接続前後でIPアドレスに変更がある場合、以下のどちらかのログが取得されます。
変更前:[192.0.2.25]、変更後:[203.0.113.30]
または、
1ログ目変更前:[192.0.2.25]、変更後:[ ]
2ログ目変更前:[ ]、変更後:[203.0.113.30]
短時間にIPアドレスが変わる行為を複数実施した場合、途中のIPアドレス変更のログが取得できない場合があります。
複数のNICを装着している場合、変更前のIPアドレスと変更後のIPアドレスの表示順序は、一致しない場合があります。
変更前:[NIC1のIPアドレス]/[NIC2のIPアドレス]、変更後:[NIC2のIPアドレス]/[NIC1のIPアドレス]と表示される場合があります。
以下のどれかの場合、IPアドレス変更のログが取得できないことがあります。
1つのNICに対して複数のIPアドレスを設定した場合
1つのNICに対して複数のIPアドレスを設定した状態からIPアドレスを削除した場合
1つのNICに対して複数のIPアドレスを設定した状態でIPアドレスが変更となった場合
IPアドレス変更直後にシャットダウン、OS再起動した場合、環境変更ログが取得されない場合があります。
OS起動時(高速スタートアップ時除く)にも環境変更ログが作成されますが、この場合は変更前のIPアドレスは記録されません。
緊急対処の実施/解除に関する留意点
緊急対処を実施した場合は設定値に関わらず、種別が[緊急対処]のログが採取されます。