FTPクライアントの接続先サーバの通信ポートとして「21」が設定されているFTP通信のログだけ、記録します。
64ビット系OSでは、FTP.EXEのログは取得されません。
コマンドプロンプトから起動されるFTPクライアントの場合は、Windows FTP.EXE だけ、本機能の対象となります。
セキュアFTP(FTPS, SFTPなどの暗号通信を行うFTPプロトコル)、WebブラウザのプラグインやActiveXを使用したFTP転送は、本機能の対象とはなりません。
FTP操作ログで取得されるファイル名は、FTPサーバ上のファイル名です。ファイルパスは取得されません。
エクスプローラでFTPダウンロード操作を行った場合、ファイル名がURLエンコードされることがあります。この場合、ログはURLエンコード文字列のまま、記録されます。
FTP操作ログは、FTPファイルのアップロードまたはダウンロード操作が行われたときに、ログを採取します。したがって、ファイルの転送中に異常が発生したり、ユーザーにより転送がキャンセルされたりした場合でも、ログは記録されます。
Internet Explorerを使用したFTP転送は、Web操作ログ(Webダウンロード)として取得されます。
FTPクライアント起動中にポリシーが変更された場合、起動中のFTPクライアントは、変更前のポリシーで動作します。
エクスプローラを使用する場合、FTPフォルダビューの有効/無効により、以下の動作となります。
FTPフォルダビューが有効な場合
アップロード・ダウンロード操作ログが取得されます。ファイルパスは取得されません。ファイル名だけ取得されます。
FTPフォルダビューが無効な場合
アップロード操作はできません。ダウンロード操作ログが取得されます。ファイルパスは取得されません。ファイル名だけ取得されます。
Internet Explorer 11をインストールした環境において、エクスプローラからFTPサーバにアクセスした場合、FTP操作ログは取得されません。
管理者権限を持たないユーザーが管理者として実行したInternet ExplorerでFTP操作ログ機能が動作した場合、操作ログは記録されません。
Microsoft Edgeについては、FTP操作ログ機能は動作しません。
Windows FTP.EXEのオプションでスクリプトを指定して実行した場合、ログが取得できない場合があります。