Microsoft Outlookがインストールされている環境でのみメール受信ログを採取します。
Microsoft Outlookに、Systemwalker Desktop Keeperのアドインを追加しています。このアドインを無効化したり、削除したりすると、Outlookが強制終了するため行わないでください。なお、複数のユーザーがログオンしている場合、アドインを無効化・削除したユーザーだけでなく、全員のOutlookが強制終了する事があります。
POP3/IMAP以外を利用している場合でもメール受信ログが取得されます。ただし、Microsoft Outlook未起動時にサーバが受信したメールのログは採取されません。また、Microsoft Outlook起動直後に受信したメールのログも取得されません。
メール受信ログで採取されるすべての情報は半角で2048文字(全角で1024文字)までです。2048文字を超える場合は、以下の順番で情報が削除され、半角で2048文字(全角で1024文字)以内になるまで続けられます(文字数は、ログビューアでログを表示した時の内容欄の[ ]内の文字数です。空白も含みます)。
メール受信ログの一部が削除された場合は、ログビューアにおいて、メール受信ログが関係したファイル追跡ができないことがあります。
送信元アドレスが削除されますが、半角で100文字(全角で50文字)までは残されます。
送信先アドレス(Cc)が削除されますが、半角で500文字(全角で250文字)までは残されます。
送信先アドレス(To)が削除されますが、半角で500文字(全角で250文字)までは残されます。
メールのタイトルが削除されますが、半角で100文字(全角で50文字)までは残されます。
添付ファイル名が削除されますが、半角で300文字(全角で150文字)までは残されます。
送信先アドレス(To、Cc)に「,」または「;」が含まれている場合、メールソフトによっては「,」または「;」の部分でアドレスが分割されてログが採取されるときがあります。
メール内容の参照について
メール内容(本文)は、参照用ファイルとしてサーバに保管されます。メール内容のファイルサイズが50MBを超える場合は、保管されません。メール受信ログ自体は取得されます。
メール内容のファイルはバックアップツール対象外のため、定期的に退避することをお勧めします。
メール内容参照用に管理サーバに保管したファイルは、他の原本保管ファイルと同様、バックアップツール、バックアップコマンドでのバックアップ対象外です。
Microsoft Outlookでメールを受信し、原本保管した場合、ログビューアよりメール原本を取り出すとファイルの拡張子はtxtになります。保存されるファイルのエンコードはUTF-8です。