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Systemwalker Centric Manager インターネット適用ガイド DMZ編
FUJITSU Software

4.6.3 Windowsサービスの稼働監視

Windowsサービスの稼働監視を行うための設定について説明します。

Windowsサービスの稼働監視を行うための設定を行うと、以下のようにSystemwalkerコンソールにメッセージが出力されます。

Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧で確認が必要な場合は、イベント監視の条件定義で設定してください。イベント監視の条件定義の設定方法は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“[Systemwalkerコンソール]にメッセージを通知する”を参照してください。

設定方法

Windowsサービスの稼働監視を行う場合は、運用管理サーバで以下の設定を行います。

  1. 以下のファイルを、共通管理用ディレクトリにコピーします。

    • 登録するスクリプトファイル

      Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsc\sample\apaMonitorServ.swt
    • 監視対象のWindowsサービスの情報を設定するための定義ファイル

      Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsc\sample\apaMonitorServ.ini.swt

    上記のファイルを、以下の共通管理用ディレクトリにコピーします。スクリプトファイルと定義ファイルは、必ず同じディレクトリにコピーしてください。

    【Windows版】

    Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsc\script\scpol\任意のディレクトリ
  2. apaMonitorServ.ini.swtに、監視対象のWindowsサービスの情報を定義します。

    以下の情報を定義します。

    • 稼働監視間隔

    • 稼動監視スクリプトのメッセージ設定

    • ノードの設定

    • 監視対象サービスの登録名

    • 監視対象サービス名

    apaMonitorServ.ini.swtの設定方法については、“Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド”の“Windowsサービス稼働監視”を参照してください。

    例)

    以下の監視条件の場合のapaMonitorServ.ini.swtの設定例

    • ノード「node_1」で、「service1」と「service2」を、監視間隔10分で監視

    • ノード「node_2」で、「service3」を監視間隔30分で監視

      [Script_MonitorService]
      <node_1>
      MonitorInterval=10
      [Service_1]
      Service_Name=service1
      [Service_2]
      Service_Name=service2
      
      <node_2>
      MonitorInterval=30
      [Service_1]
      Service_Name=service3

    監視対象のWindowsサービスを変更する場合は、運用管理サーバで上記の定義ファイルを編集し、ポリシーの再配付を行ってください。

  3. Windowsサービスの稼働監視を行うためのスクリプトファイルと監視対象のWindowsサービスの情報を設定するための定義ファイルを、スクリプト制御に登録し、監視対象の運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバへ配付します。

    1. スクリプトと定義ファイルを登録します。

      [Systemwalkerコンソール]の[ポリシー]メニューから[監視]-[監視ポリシー]を選択します。

      →[監視ポリシー[管理]]画面が表示されます。

    2. [オプション]メニューの[カスタムモード表示]を選択したあと、[設定対象]-[スクリプト]-[動作設定]を選択します。

    3. [操作]-[新規作成]メニュー、または[操作]-[更新]メニューを選択します。

    4. [ポリシー名]、[コメント名]を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

      →[スクリプト(動作設定)]ダイアログボックスが表示されます。

    5. [追加]ボタンをクリックします。

      →[スクリプト追加]ダイアログボックスが表示されます。

    6. 以下のスクリプトファイルを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

      • apaMonitorServ.swt

      • apaMonitorServ.ini.swt

      →[スクリプト(動作設定)]ダイアログボックスが表示されます。

    7. [OK]ボタンをクリックします。

  4. Windowsサービスの稼働監視を行うスクリプトを使用するために、スクリプトの自動起動機能の設定を行います。

    1. [ポリシー]メニューから[監視]-[監視ポリシー]を選択します。

      →[監視ポリシー[管理]]画面が表示されます。

    2. [オプション]メニューの[カスタムモード表示]を選択した後、[設定対象]-[スクリプトの設定]を選択します。

    3. [操作]-[新規作成]メニュー、または[操作]-[更新]メニューを選択します。

      →[スクリプト(動作設定)]ダイアログボックスが表示されます。

    4. [登録スクリプト一覧]から、「apaMonitorServ.swt」を選択し、[自動起動する]のチェックボックスをチェックします。

    5. 自動起動の詳細な設定をする場合は、[詳細設定]ボタンをクリックし、[スクリプト自動起動設定]ダイアログボックスを起動します。

      [パラメタ]

      監視対象のWindowsサービスの情報を特定するため、定義ファイルで設定したノード名を入力します。

      255バイト以内で入力します。

      すべての監視ノードに共通の設定で監視を行う場合には、ここでの設定は不要です。

      [起動時のディレクトリ]

      スクリプトが格納されているディレクトリを選択します。

      自動起動の設定方法については、“Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド”の“ポリシーの設定”を参照してください。

    6. スクリプトをポリシー配付します。

      ポリシー配付については、“Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド”の“ポリシー配付”を参照してください。