対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V13.3.0
Solaris版:V13.3.0
Linux版:V13.3.0
確認ポイント
以下の条件を満たしている場合は、対処方法に従って回避してください。
正規化対象にWindows2008またはWindows Vistaのログが存在しない。
原因
UTF-8文字コードに含まれるJIS X 0213:2004で新規に追加された合成文字(4バイト)を通常文字に変換する処理に時間がかかっているため発生します。
対処方法
mpatalogcnvt(監査ログ正規化コマンド)に-Qオプションを指定してください。
記述形式
mpatalogcnvt [-H サーバ名] [-A ログ識別名] [-F 日数 -T 日数 | -B 日付] |
オプション
-Q: 合成文字を通常文字に変換する処理を省略することで正規化の性能を上げます。
正規化対象にWindows2008または、Windows Vistaのログがない場合に指定してください。これらのログを含む場合に本オプションを指定した場合、合成文字が通常文字に変換されないため、通常文字(例:ぱ)と合成文字(例:は゜)を区別して検索する必要があります。
備考
-Qオプションは、以下の修正番号の緊急修正で有効です。
T001829WP-02以降(Windows版)
T001830IP-02以降(Windows for Itanium版)
T001831SP-02以降(Solaris版)
T001832LP-02以降(Linux版)
T001834QP-02以降(Linux for Itanium版)
適用されている修正については、UpdateAdvisor(ミドルウェア)のuam showupコマンドを実行することで確認できます。
コマンドの詳細については、UpdateAdvisor(ミドルウェア)のヘルプを参照してください。