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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

9.6.34 「メッセージログファイルを切り替えました。」というメッセージが短時間に連続して出力される

対象バージョンレベル

確認ポイント

監視対象のメッセージの発生頻度が高くなっていないかを確認してください。

特に、イベントログ(セキュリティ)へのメッセージ出力頻度が高い状態でないか確認してください。

原因

本メッセージは、Systemwalker Centric Managerが使用するメッセージログファイルが切り替えられた場合に出力されます。1つのメッセージログファイルに保存されたメッセージ数が、[通信環境定義]-[ログファイル定義]タブにある[メッセージログ]-[メッセージ数/ファイル]に指定された個数に達した場合に、メッセージログファイルの切り替えが発生します。

監視対象のメッセージの発生頻度が高い場合、メッセージログファイルの切り替えが早いサイクルで行なわれるために、本メッセージが短時間に連続して出力されます。

対処方法

本メッセージの出力頻度を抑える対処をしたい場合は、[通信環境定義]-[ログファイル定義]タブにある[メッセージログ]-[メッセージ数/ファイル]の値を拡張してください。

また、イベントログ(セキュリティ)へのメッセージ出力頻度が高いことで監視対象メッセージの通知遅延やシステムの高負荷状態が発生しており、これらを解決したい場合は、下記の設定ファイルに設定を行うことで、イベントログ(セキュリティ)を監視対象外にすることが可能です。(V11.0L10以降の場合)

設定方法の詳細は“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。


なお、V10.0L21以前の場合は、必要に応じて、Windowsの監査対象項目を必要最小限に絞り、イベントログ(セキュリティ)へのイベント出力量を調整してください。