対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
確認ポイント
実際に接続しているコンソールの数と最大接続可能台数を確認してください。最大接続可能台数に達していないにもかかわらず本現象が発生している場合は、メディア検出機能による影響が考えられます。
原因
Windows 2000 Server以降に追加されたメディア検出機能により、LANケーブルの抜けや接続されているハブの異常が発生すると、対象のローカル エリア接続が自動的に無効状態となり、マシン内部の通信にも異常が発生します。これが原因で、コンソールの接続情報に不整合が発生し、本現象が発生する場合があります。
対処方法
以下の手順でメディア検出機能を無効にしてください。
運用管理サーバにAdministrator権限を持つアカウントでログインします。
レジストリエディタで以下のレジストリのキーに値を追加してください。
キー:HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameter
追加する値:
値の名前: DisableDHCPMediaSense
値の種類: DWORD値
値のデータ: 1 (0:メディア検出機能有効、1:メディア検出機能無効)
運用管理サーバのシステム(Windows)を再起動してください。
標準では上記のレジストリ値は存在しません。存在しない場合はメディア検出機能が有効となります。