エラーメッセージ
基本フレームワークの退避に失敗しました。 |
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:V11.0L10以降
原因
Systemwalker Centric Manager の移行作業実施前に、バンドルされているSymfoware Serverのアンインストールを行ったため、発生しました。
対処方法
Windows版(V5.0L10~V11.0L10)の場合
以下のファイルを編集します。
編集対象ファイル
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.DM\MpFwbs\var\MpFwsetup_param.prm |
編集内容
DB_SETUP_FLAG="ON" ← OFFに変更 |
通常の方法で環境削除を行います。
削除した製品を再インストールし、再度環境を構築してください。バックアップデータが存在する場合は、リストア処理を実行して復旧してください。
Windows版(V12.0L10以降)の場合
以下のレジストリキーの値を修正します。
編集キー
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\MpWalker\CurrentVirsion |
編集内容
SW_SETUP_HD ""**"" ← **を0に変更(**が0の場合は対処不要) |
以下のコマンドを実行して運用環境を削除します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MpFwbs\bin\MpFwSetup -unsetup |
削除した製品を再インストールし、再度環境を構築してください。バックアップデータが存在する場合は、リストア処理を実行して復旧してください。
Solaris版(5.0~5.1)の場合
以下のファイルを編集します。
編集対象ファイル
/var/opt/FJSVfwbs/setup/MpFwsetup_param |
編集内容
DB_SETUP_FLAG="ON" ← OFFに変更 |
通常の方法で環境削除を行います。
以下のコマンドを実行し、マウントの解除、および/etc/vfstabの修正を実施してください。
# cd / |
削除した製品を再インストールし、再度環境を構築してください。バックアップデータが存在する場合は、リストア処理を実行して復旧してください。
Solaris版(5.2~10.1)の場合
以下のファイルを編集します。
編集対象ファイル
/var/opt/FJSVfwbs/setup/MpFwsetup_param |
編集内容
DB_SETUP_FLAG="ON" ← OFFに変更 |
通常の方法で環境削除を行います。
削除した製品を再インストールし、再度環境を構築してください。バックアップデータが存在する場合は、リストア処理を実行して復旧してください。
Solaris版(11.0)Linux版(V11.0L10)の場合
以下のファイルを編集します。
編集対象ファイル
/var/opt/FJSVfwbs/setup/MpFwsetup_param |
編集内容
DB_SETUP_FLAG="ON" ← OFFに変更 |
通常の方法で環境削除を行います。
以下のファイルを編集します。
編集対象ファイル
レジストリ情報ファイル:/opt/systemwalker/etc/systemwalker.reg |
編集内容
SW_SETUP_HD=** ← **を0に変更(**が1または2の場合) |
削除した製品を再インストールし、再度環境を構築してください。バックアップデータが存在する場合は、リストア処理を実行して復旧してください。
Solaris版(12.0以降)Linux版(V12.0L10以降)の場合
以下のファイルを編集します。
編集対象ファイル
レジストリ情報ファイル:/opt/systemwalker/etc/systemwalker.reg |
編集内容
SW_SETUP_HD=** ← **を0に変更(**が0の場合は対処不要) |
フレームワークのデータベース削除を実行します。ほかの機能のデータベース(ヘルプデスクのデータベース、リカバリフローのデータベース、インベントリ管理のデータベース)の削除は不要です。
削除した製品を再インストールし、再度環境を構築してください。バックアップデータが存在する場合は、リストア処理を実行して復旧してください。
※当対処方法は、各製品マニュアル“導入手引書 ObjectDirector、SymfoWARE環境削除時の対処方法”で記載しています。
注意
以下のパターンでバージョンアップを行う場合、SystemWalker/CentricMGR 5.2/V5.0L30で見積もり値を変更しているため、監視メッセージログの見積もりを1.4倍以上に設定する必要があります。
Windows版 SystemWalker/CentricMGR V5.0L20以前からV5.0L30以降へのバージョンアップ
Solaris版 SystemWalker/CentricMGR 5.1以前から5.2以降へのバージョンアップ