システムで発生したイベントの情報から、トラブルの発生傾向を表示/分析し、システムの評価を支援します。また、性能情報からは、潜在的な性能トラブル要因の発見と効率的な設備投資立案を支援します。
Systemwalker Centric Managerでは、システムを評価するための以下の機能を提供します。
イベントの発生傾向を分析する
性能情報を分析する
イベントの発生傾向を分析する
収集された監視イベントの情報から、イベントの発生傾向が分析できます。
蓄積された監視イベントの情報をCSVファイルに出力できます。出力結果をカスタマイズして、週報や月報の作成に利用できます。システム監視のCSVファイルの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
また、Systemwalkerコンソールを使用して、発生したイベントの傾向をグラフに表すことができます。イベントグラフ画面では、イベント一覧に表示されているイベントの傾向を種別、状態、時間ごとにグラフで表示できます。
種別ごとのイベント発生割合
時間ごとのイベント発生件数
種別ごとのイベント発生件数
状態ごとのイベント発生件数
性能情報を分析する
システムの性能情報を表示分析し、潜在的な性能トラブル要因の発見と効率的な設備投資立案を支援します。システムから収集/蓄積された性能情報は、運用管理サーバ上で一元管理され、サーバ性能の分析/評価に使用できます。
一元管理された性能情報の利用方法を以下に示します。
サーバの負荷傾向を分析およびシステム構成の見直し
サーバの負荷集中など潜在的な問題点の早期発見
システムの性能の分析は、性能監視で収集した情報を、レポーティングすることで、傾向分析ができます。
収集する項目は以下のサーバ性能情報です。
CPU使用率
ページフォルト数
ディスクビジー率
注意
トラフィックの性能情報も同様に収集されます。トラフィックの性能情報については“ネットワークのサービスレベルを評価する”を参照してください。
収集したシステムの性能情報をCSVファイルに出力できます。出力結果をカスタマイズして、性能負荷の傾向分析や、週報や月報の作成に利用できます。性能監視のCSVファイルの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
なお、CSV出力できる情報は、ネットワーク監視機能により収集/蓄積したサーバ性能情報(基本情報)です。サーバ性能監視機能により監視している情報とは異なります。
ネットワーク監視機能とサーバ性能監視機能の違いについては、“ネットワーク/システムの性能を監視する”を参照してください。