配付する資源の使用目的などに合わせて、資源の配付先と配付方法を選択できます。
システム全体の一斉配付
部門単位の一斉配付
特定システムへの配付
メンテナンス版数とは
複数の配付資源を業務などの単位にまとめて、配付することができます。この単位をメンテナンス版数として、配付資源に対する配付結果と適用結果を管理できます。
メンテナンス版数には、システム全体で共通に管理する共通メンテナンス版数と、部門単位や業務単位で管理する個別メンテナンス版数があります。
メンテナンス版数を利用することで、これまでのメンテナンス作業の結果および履歴を把握、管理することができます。また、メンテナンス版数を利用することで、以下の運用が可能となります。
部門管理/業務サーバ、クライアントへ、一斉に資源を配付
サーバとクライアント間で資源適用の同期を保証
版数順に適用することにより、資源の適用抜けの防止
部門管理サーバおよびクライアント単位で、適用結果の容易な確認
システム全体の一斉配付
全社共通で使用する資源を、一度の配付作業で、システム全体に対して一斉に配付できます。全社共通で使用する基幹業務の資源などを配付する場合に利用できます。
システム全体に一斉に配付する場合は、共通メンテナンス版数を利用して配付します。
部門単位の一斉配付
部門単位や事業所内単位で使用する業務の資源を、業務単位で対象のシステムに一斉に配付できます。特定の部門や、一部のシステムだけで使用する基幹業務の資源などを配付する場合に利用できます。
部門単位で一斉に配付する場合は、個別メンテナンス版数を利用して配付します。
特定システムへの配付
資源単位で、特定のシステムにだけ資源を配付します。特定のシステムにだけ資源を配付する場合は、個別資源として配付します。
部門管理サーバ/業務サーバからの呼び出し配付
部門管理サーバや業務サーバから、運用管理サーバに対して資源の取り出しを要求し、資源を配付することができます。
このとき、HP-UXでは、業務サーバからHTTPSを使用した資源の取り出しはできません。S/MIMEも使用できません。HTTPを使用してください。
また、クライアントからHP-UXの業務サーバに対して、ダウンロード機能を起動する場合も、HTTPSを使用した資源の取り出しはできません。S/MIMEも使用できません。