メッセージ返答要求・返答操作は、ユーザが作成したプログラム中でオペレータの返答が必要な処理がある場合、ユーザが作成したプログラムから返答要求メッセージを発行し、返答要求メッセージに対して、オペレータから返答を行うことができます。
以下にメッセージ返答要求・返答操作の概要を示します。
返答メッセージ機能(Open ReplyMessageサービス)が、Systemwalkerの1機能として提供されます。
ユーザが作成したプログラム中でオペレータの返答が必要な処理がある場合、ユーザが作成したプログラムから返答要求APIを発行する。
返答要求APIは必要な情報をOpen ReplyMessageサービスへ渡し、返答待ちとなる。
返答要求APIが発行されると、運用管理サーバのコンソール画面へ必要な情報を表示する。
運用管理クライアントより、Systemwalkerコンソールに表示されたメッセージを選択して、返答画面を表示し、返答画面よりオペレータがメッセージに対する返答操作を行う。
オペレータによる返答内容を運用管理サーバからシステム監視エージェントに渡し、システム監視エージェントからOpen ReplyMessageサービスに渡す。
Open ReplyMessageサービスは返答内容をもって返答要求APIを復帰させる。
返答メッセージ機能を利用する場合、上位システムは、Solaris版12.0以降/Linux版V12.0L10以降のSystemwalkerがインストールされる必要があります。また、リモートコマンドが動作する必要があります。
自動返答機能
返答要求メッセージに対し、自動的に返答を行うことができます。詳細については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 監視機能編” の“メッセージに返答する”を参照してください。