運用開始後は、既存の統計情報コレクタで動作状況を確認することができます。これらを監視することで、システム負荷の変化などによる並列処理の動作状況を確認することができます。
以下の表に、統計情報ビューに追加された列を説明します。
列 | 型 | 説明 |
---|---|---|
parallel_scan | bigint | テーブル上で初期化された並列検索の個数です。 |
以下のビューについても“pg_stat_all_tables”と同様に、“parallel_scan”の列が追加されています。
pg_stat_sys_tables
pg_stat_user_tables
pg_stat_xact_all_tables
pg_stat_xact_sys_tables
pg_stat_xact_user_tables
参照
統計情報コレクタおよびビューについては、“PostgreSQL文書”の“サーバの管理”の“統計情報コレクタ”を参照してください。
また、以下のビューについては、並列検索が動作すると値が設定されるようになります。
列 | 型 | 説明 |
---|---|---|
selects_with_parallelism | bigint | SELECT文において並列検索が実行された回数です。 |
inserts_with_parallelism | bigint | 未使用です。 |
deletes_with_parallelism | bigint | 未使用です。 |
updates_with_parallelism | bigint | 未使用です。 |
copies_with_parallelism | bigint | 未使用です。 |
参照
“pgx_stat_sql”については、“運用ガイド”の“pgx_stat_sql”を参照してください。