ページの先頭行へ戻る
Enterprise Postgres 9.6 導入ガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

2.1 前提基本ソフトウェア

FUJITSU Enterprise Postgresを使用するためには、以下に示す基本ソフトウェアのいずれかが必要です。

注意

  • PL/Python は、Python 2言語に基づいたPostgreSQL言語だけをサポートしています。
    Python 3言語に基づいたPostgreSQL言語をサポートしていません。

  • non-global zoneへインストールする場合の注意事項

    Solaris 10およびSolaris 11のnon-global zoneへFUJITSU Enterprise Postgresをインストールする場合、以下の注意があります。

    • インストールするnon-global zoneは、完全ルートゾーンとしてください。non-global zoneを作成する場合、inherit-pkg-dirは作成しないでください。
      non-global zone作成後はOSのスーパーユーザー(root)のパスワードは作成されていません。“zlogin -C”でnon-global zoneへログインすることで、zoneの環境設定をしてください。

    • 論理ネットワークインタフェースをglobal zoneから1つ以上割り当ててください。

    • non-global zoneでDVDドライブにアクセスする権限の設定を行ってください。

  • Solaris 11.4での運用には、以下のパッケージが必要です。

    • legacy/system/library/security/libsasl-linksパッケージ(2.1.26以降)

参考

64ビットパッケージをインストールしてください。

Solaris 10およびSolaris 11での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。

パッケージ名

備考

perl

PL/Perlを使用する場合に必要です。
5.12をインストールしてください。

python

PL/Pythonを使用する場合に必要です。
2.7をインストールしてください。
UCS-4オプションでビルドされたものを使用してください。

tcl

PL/Tclを使用する場合に必要です。
8.5をインストールしてください。

参照

ゾーンの設定方法の詳細は、Solarisの各マニュアルを参照してください。