■リソースデータの収集条件
本製品では、インストール型Agentまたはインストールレス型Agentにて性能情報を一定の間隔で収集し、収集したデータをもとに、レポートを表示するために必要なリソースデータ(10分データ、1時間データ、1日データ)を作成します。これらの情報は、以下の条件を満たす場合に作成されます。
1分間隔で収集する情報(インストール型Agentで収集するOSの性能情報など)の場合
作成するリソースデータ | 必要な収集データ量の条件 |
---|---|
10分データ | 10分のうち、70%(1分データ7個)以上 |
1時間データ | 1時間のうち、70%(1分データ42個)以上 |
1日データ | 1日のうち、1%(1分データ15個)以上 |
5分間隔で収集する情報(Oracle VM Server for SPARCの性能情報など)の場合
作成するリソースデータ | 必要な収集データ量の条件 |
---|---|
10分データ | 10分のうち、70%(5分データ2個)以上 |
1時間データ | 1時間のうち、70%(5分データ9個)以上 |
1日データ | 1日のうち、1%(5分データ3個)以上 |
■リソースデータ収集条件解除手順(10分データ、1時間データ)
10分データ、1時間データのリソースデータの収集条件の設定を解除する場合は、以下の手順を実施してください。インストール型Agentの場合はAgentで、また、インストールレス型Agentの場合は監視サーバで行います。
本手順により、インストール型Agentまたはインストールレス型Agentで収集されるすべてのリソースデータ(10分データ、1時間データ)は、データの個数に依存せずに作成されます。
サービス/デーモンの停止と確認
「付録B 常駐プロセス、起動と停止」を参照して、サービス/デーモンを停止してください。また、常駐プロセスが停止しているか確認してください。
DSAconfiguration.txtファイルの変更
■格納場所
【Windows版】
<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\DSAconfiguration.txt |
【UNIX版】
/etc/opt/FJSVssqc/DSAconfiguration.txt |
本ファイルについて、以下のとおり変更を行います。
【変更前】
[TIS_CONSOLIDATE] : #Specify coverage where <coverage> = percentage e.g. 70 for 70% tis_arg=COVERAGE,MINIMUM,70 : |
【変更後】
[TIS_CONSOLIDATE] : #Specify coverage where <coverage> = percentage e.g. 70 for 70% tis_arg=COVERAGE,MINIMUM,1 : |
セットアップ
「A.1 サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド」を参照して、sqcRPolicy、およびsqcSetPolicyを実行してください。
サービス/デーモンの起動と確認
「付録B 常駐プロセス、起動と停止」を参照して、サービス/デーモンを起動してください。また、常駐プロセスが起動しているか確認してください。