Linkexpress Replication optionをインストールする前にシステム環境を確認してください。
デフォルトのLANGの確認
Linkexpress Replication optionをインストールするためには、デフォルトのLANGに以下のいずれかの値が設定されている必要があります。
ja_JP.UTF-8
C
ja_JP.eucJP
ja_JP.PCK
ja (Solaris 10の場合にのみ設定可能)
ディスク容量の確認
Linkexpress Replication optionをインストールするのに十分な空きディスク領域があるか確認してください。
必要なディスク領域については、“1.6 インストール時に必要なディスク容量”を参照してください。
十分な空きディスク領域がない場合には、ディスクのパーティション構成を再設定してください。
インストール前の注意事項
本ソフトウェアをインストールする前に、必ず「アンインストールと管理(ミドルウェア)」が起動していないことを確認してください。起動している場合は、本ソフトウェアをインストールする前に必ず停止してください。
インストールディレクトリの指定について
/opt以外のディレクトリにインストールする場合は、/optにFSUNlnkreが存在しないことを確認してください。
non-global zoneへインストールする場合の注意事項
non-global zoneへ本製品をインストールする場合、以下の注意があります。
ゾーンの設定方法の詳細は、Solarisの各マニュアルを参照してください。
Linkexpress Replication optionは、global zoneとnon-global zoneで共存できません。
Linkexpress Replication optionをnon-global zoneで使用する場合は、global zoneに本製品をインストールしないでください。
Linkexpress Replication optionをインストールするnon-global zoneは、完全ルートゾーンとしてください。non-global zoneが完全ルートゾーンであるかは、global zoneで以下のコマンドを実行することで確認できます。実行した結果、何も表示されなければ完全ルートゾーンと判断できます。
# /usr/sbin/zonecfg -z ゾーン名 info inherit-pkg-dir <Enter>
non-global zoneを作成する場合、inherit-pkg-dirは作成しないでください。
non-global zoneの作成後は、rootのパスワードは作成されていません。「zlogin -C」でzloginすることで、zoneの環境設定をしてください。
non-global zoneでCD-ROMドライブにアクセスする権限の設定を行ってください。
シングルユーザーモードでインストールする場合について
シングルユーザーモードで本ソフトウェアをインストールする場合は、事前にインストール先のディスクをすべてマウントしてください。