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NetCOBOL V12.2 NetCOBOL Studio ユーザーズガイド
FUJITSU Software

9.3.2 COBOLプロジェクトの動作環境の設定

新規作成したCOBOLプロジェクトはリモート開発のサーバ情報が設定されていないため、リモート開発の機能を使用することができません。

以下の手順でCOBOLプロジェクトにリモート開発の情報を設定します。

  1. [依存]または[構造]ビューでリモート開発の設定をするプロジェクトを選択します。

  2. コンテキストメニューから[プロパティー(H)]を選択します。

    → [プロパティー]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [プロパティー]ダイアログボックスの左のペインで[リモート開発]を選択します。

    → [リモート開発]ページが表示されます。

    表9.7 [リモート開発]ページ

    項目

    説明

    プロジェクト固有の設定を可能にする

    プロジェクト固有の設定をする場合、チェックします。所属するCOBOLソリューションプロジェクトの設定に従う場合は、チェックを外します。

    リモート開発機能を有効にする

    このプロジェクトがリモート開発用のプロジェクトである場合にチェックします。

    が設定されていない場合は、無効となります。

    初期値では選択されていません。

    サーバ名

    プロジェクトが対象とするサーバ名を選択します。[リモート開]ペで設定されたサーバ名の一覧が表示されます。

    [リモート開発機能を有効にする]がチェックされていない、または、サーバ情報が設定されていない場合は、無効となります。

    サーバディレクトリ

    サーバ側でビルドするための資産が格納されているディレクトリをフルパスで指定します。

    メイクファイル生成機能およびビルド機能は、このディレクトリをカレントディレクトリとして処理します。

    • サーバOSがSolaris、Linux(64)、Linux(Itanium)の場合
      ルートディレクトリを指定することはできません。

    • サーバOSがWindowsの場合
      ドライブ直下を指定することはできません。

    [参照]ボタンをクッリクしてサーバのディレクトリを参照することができます。[リモート開発機能を有効にする]がチェックされていない、または、サーバ情報が設定されていない場合は、無効となります。

    サブディレクトリを作成する

    このチェックボックスを選択すると、プロジェクトフォルダ配下のサブフォルダにあるCOBOLソースファイル、COBOL登録集、画面帳票定義体に対して、[サーバディレクトリ ]に指定したディレクトリの配下にサブフォルダと同じ名前のサブディレクトリを作成し、転送が行われます。

注意

[サーバディレクトリ]に指定したディレクトリがサーバ上に存在しない場合、メイクファイル生成時に作成されます。

[サーバディレクトリ]に指定するディレクトリは、クライアントのCOBOLプロジェクト単位で異なるディレクトリを指定する必要があります。複数のCOBOLプロジェクトがサーバのディレクトリを共有すると、メイクファイル生成が正しく実行されません。