本章では、InterstageをRed Hat OpenShiftで運用するために必要な環境について説明します。
環境を以下に示します。
ステージング環境
Red Hat OpenShift上に作成する検証用環境です。
アプリケーション配備済みDockerイメージから作成したDockerコンテナを使ってアプリケーションを検証する環境です。
プロダクション環境
Red Hat OpenShift上に作成する本番環境です。
検証が完了したステージング環境を本番の運用環境としてリクエストが振り分けられるように切り換えた環境です。
本番開発環境
プロダクション環境と同じ構成の開発環境です。
アプリケーションの作成やInterstageのパラメーターの設定を行い、Interstage資源を移出します。また、UpdateAdvisor(ミドルウェア)を利用し、適用済の修正ファイルを確認し、準備します。
オンプレミスやVM、コンテナどれでも可能です。
Dockerイメージ作成環境
Red Hat OpenShift環境で、以下の実行可能なDockerイメージを作成します。
ベアイメージ(アプリケーション未配備のDockerイメージ)
アプリケーション配備済みDockerイメージ(本番開発環境で移出したInterstage資源を移入して作成するDockerイメージ)