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Symfoware Analytics ServerV12.3.0 リリース情報
FUJITSU Software

3.1 V12.3.0でのプログラム修正一覧

今回のバージョンレベルで吸収された修正内容、および修正番号については、以降に示す表を参照してください。

No.

バージョンレベル

P番号

現象

1

V12.3.0

LinuxPH15480

[現象]

カーソルオープン中にカラムナテーブルに対してクエリを実行した場合に以下のメッセージを出力してエラーとなります。

ERROR: XACT_EVENT_PRE_COMMIT

[発生条件]

1) bypass_pgexec.enable = true(デフォルト)、かつ

2) カラムナテーブル/カラムナビューと、それ以外のテーブル/ビューを結合したクエリのカーソルをオープンする、かつ

3) SELECT文を含むカラムナテーブルに対する更新処理を実施した場合

[環境]

Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.3.0

LinuxPH15082

[現象]

ODBC_FDW経由で異常終了するSQLを実行した場合に、以下のメッセージを出力して、接続中のコネクションが切断されます。

PANIC: ERRORDATA_STACK_SIZE exceeded

[発生条件]

1-1) bypass_pgexec.enable = true(デフォルト)、かつ

1-2) カラムナテーブル/カラムナビューと、それ以外のテーブル/ビューを結合したクエリを実行する、かつ

1-3) 1-2)のクエリが、カラムナデータベース上でエラー(注)となる場合。

または、

2-1) bypass_pgexec.enable = false、かつ

2-2)クエリを実行する、かつ

2-3)2-2)のクエリが、カラムナデータベース上でエラー(注)となる場合。

注) カラムナデータベース上に実テーブルが存在しないなど

[環境]

Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.3.0

PH15065

[現象]

ユーザー定義関数の変数を指定して、カラムナテーブルに対してクエリを実行した場合に、クエリの異常終了や結果異常となります。

[発生条件]

1) ユーザー定義関数の引数および変数を使用する、または、

PREPARE文で変数を使用する、かつ、

2) 1)の変数宣言順と異なる順番に変数を指定しクエリを宣言する、かつ、

3) カラムナテーブルに対してクエリを実行する場合

[環境]

Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.1.0以降

PH14062

[現象]

JDBCドライバを利用し、カラムナテーブルに対してフェッチ操作を行うと、常に同じデータを返却し続け、処理が終了しません。

[発生条件]

1) JDBCドライバを利用する、かつ、

2) setAutoCommit(false)を指定する、かつ、

3) カーソルタイプを「TYPE_FORWARD_ONLY」に指定する、かつ、

4) Statement::setFetchSize()でフェッチサイズを0(デフォルト値)以外の値に設定する、かつ、

5) 4)で設定したフェッチサイズが、SELECT対象のテーブル件数以下、かつ、

6) SELECT対象のテーブルがカラムナテーブルの場合

[環境]

Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.2.0

2

PH14170

[現象]

カラムナテーブルに対して、’::’を用いたキャストを行うと、クエリの実行に失敗します。

[発生条件]

1) カラムナテーブルに対してクエリを実行する、かつ

2) '::'を利用したキャストを行う場合

[環境]

Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.2.0

3

PH14173

[現象]

pgxa_import_fixed_dataシステム関数が無応答となります。

[発生条件]

1) 固定長形式のレコードを格納する場合。かつ、

2) pgxa_import_fixed_dataファンクションを使用する場合。かつ、

3) 32[KB]の倍数のデータを入力データとする場合

[環境]

Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.2.0

4

PH11434

[現象]

カラムナテーブルを結合したクエリを同時に実行すると、一部クエリが異常終了する場合があります。

[発生条件]

1) 複数クエリを同時に実行する、かつ

2) クエリ内で、カラムナテーブルが結合されている、かつ

3) 同時実行数×(結合対象のカラムナテーブル数+1)の合計が、カラムナデータベースの動作環境に関するパラメーター"-gm"の値を超えている場合

[環境]

Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.2.0

5

PH14098

[現象]

1クエリで参照するカラムナテーブル/ビューの合計数が64を超えると、クエリの実行が異常終了する場合があります。

[発生条件]

1) 1クエリで参照するカラムナテーブル/ビューの合計数が65以上の場合

[環境]

Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.2.0

6

PH08672

[現象]

システム関数pgxa_export_fixed_dataを実行すると、エラー復帰する場合があります。

[発生条件]

1) システム関数pgxa_export_fixed_dataを実行する、かつ、

2) 1)のシステム関数の第3引数に出力クエリを指定する、かつ、

3) 2)に対して選択リストを使用する場合

[環境]

Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.2.0

7

PH14175

[現象]

バインド変数としてNumric型のデータを指定すると、クエリが異常終了する場合があります。

[発生条件]

1) カラムナテーブル/カラムナビューに対してクエリを実行する、かつ

2) バインド変数を利用する、かつ

3) Numeric型のデータを指定する場合

[環境]

Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.2.0