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Symfoware Analytics ServerV12.3.0 リリース情報
FUJITSU Software

1.2.1 運用

運用に関する新機能を説明します。

1.2.1.1 fluentdを利用したデータ連携

さまざまなシステムのログファイルの更新を監視して、Symfoware Analytics Serverに収集・蓄積します。

オープンソース・ソフトウェアであるfluentdを利用してオペレーショナルデータストア(ODS)に蓄積することで、収集・蓄積したログファイルをデータベースのテーブルデータとして参照できます。

参照

fluentdを利用したデータ連携の詳細については、“利用ガイド”の“fluentdを利用したデータ連携”を参照してください。

1.2.1.2 データ分析サーバ機能

Symfoware Analytics Serverでは、情報活用の現場で使われるさまざまなデータを分析する機能を提供しています。これらのデータ分析機能を使用することで、現場担当者のデータ分析作業を支援します。

また、各分析ライブラリを呼び出すためのファンクションの作成および実行を行う手続き言語(PL)としてPL/R、PL/Python、およびPL/pgSQLをサポートしています。

参照

データ分析サーバ機能の詳細については、“利用ガイド”の“データ分析”を参照してください。

1.2.1.3 データ蓄積サーバ機能

データ連携機能で収集したさまざまな業務データを蓄積、管理するオペレーショナルデータストア(以降、ODSと略します)です。収集した業務データは圧縮して格納されるため、大量データの蓄積が可能です。格納するデータに有効期限を設定することにより、有効期限が満了したデータを削除でき、データのライフサイクル管理が可能です。蓄積したデータは検索条件を指定して参照できます。

参照

データ蓄積サーバ機能の詳細については、“利用ガイド”の“データ蓄積”を参照してください。

1.2.1.4 スケールアウト機能

情報活用の現場で日々蓄積するデータの中からタイムリーに情報を得るためには、大量データをより高速に処理する必要があります。
Symfoware Analytics Serverでは、DWHサーバをマルチサーバ構成にすることによって、DWHサーバに対する問い合わせを複数サーバで分散処理するスケールアウト機能を提供しています。これにより、大量データに対してさらに高いパフォーマンスを発揮できます。

なお、本機能はSymfoware Analytics Server Scaleout Optionを利用することで実現できます。

参照

スケールアウト機能の詳細については、“利用ガイド”の“スケールアウト機能”および“マルチサーバ構成”を参照してください。

1.2.1.5 カラムナテーブル分割機能

Symfoware Analytics Serverでは、1つのカラムナテーブルのデータを地域、店舗、日付などの値の範囲で分割するカラムナテーブル分割機能を提供しています。分割したデータは、それぞれ別のデータスペースに配置されます。これにより、複数のデータベーススペースをより細かな粒度で管理でき、データの精度および粒度の向上、バックアップ・リストアの実行時間の短縮、大量データのライフサイクル管理を実現します。

なお、本機能はSymfoware Analytics Server Partitioning Optionを利用することで実現できます。

参照

カラムナテーブル分割機能の詳細については、“利用ガイド”の“カラムナテーブルの分割”を参照してください。

1.2.1.6 システムビューの追加

以下のシステムビューを追加します。

参照

システムビューの詳細については、“リファレンス”の“システムビュー”を参照してください。

1.2.1.7 システム関数の追加

以下のシステム関数を追加します。

以下のシステム関数の引数を追加します。

参照

システム関数の詳細については、“リファレンス”の“システム関数”を参照してください。