このセクションに記載された属性は、RMS構成ウィザードによりプログラム内で設定されています。
設定値 :任意のインタコネクト名
すべてのSysNodeオブジェクトに対して有効な属性。SysNode名に割当てられたインタコネクトが使用不能になった場合に、RMSが追加のクラスタインタコネクトとして使用するスペース区切りリスト。これらのすべてのインタコネクトが/etc/hostsデータベースに登録されていなければなりません。RMS構成ウィザードはデフォルトで、ノード<nodename>への代替インタコネクトが、<nodename>rmsAI<nn>の形式 (<nn>はゼロパディングされた2桁の数) の名前を持つことを前提としています。この設定はごく限られた構成に適用されます。CFのクラスタでインタコネクトとして使用しないでください。
設定値 : 0、1
Controllerオブジェクトに対して有効な属性。 この属性を1に設定して、AutoRecoverを1にしたときは、子アプリケーションで障害が発生した場合、そのアプリケーションはOfflineになってから回復します。 この属性を0に設定して、AutoRecoverを1にしたときは、子アプリケーションで障害が発生した場合、そのアプリケーションはOfflineにならずに回復します。
設定値 : 任意の文字列
SysNodeを除くすべてのオブジェクトに対して有効な属性。リソースオブジェクトのクラスを示します。他のプログラム (SNMPエージェントなど) によってさまざまな目的で使用されます。この値は、RMSウィザードによって指定されます。
設定値 : 任意の文字列
すべてのオブジェクトに対して有効な属性。RMSでは、機能的な意味はありません。
設定値 : 0、1
制御対象のuserApplicationオブジェクトに対して有効な属性。 0に設定すると、RMSはCLI またはGUIからの手動の切替え要求を受け付けます。 1に設定すると、親コントローラのみがユーザアプリケーションに対する切替え要求を発行することができます。
設定値 : 任意の有効なディテクタ
ディテクタを持つリソースオブジェクトに対して有効な属性。<configname>.usファイルでディテクタ起動コマンドを直接指定します。
なお、RMSは状態を内部的に決定するため、Controllerオブジェクトにはディテクタがありません。
設定値 : 任意のSysNode名
userApplicationオブジェクトの第1レベルの子であるandOpオブジェクトだけに設定する値です。これらのandOpオブジェクトは、HostName属性で指定されたSysNodeに自分の親アプリケーションを関連付け、さらにアプリケーションに対するノードの優先順位も決定します。
設定値 : スペース区切りのSysNode名リスト
すべてのSysNodeオブジェクトに対して有効な属性。RMSが追加のクラスタインタコネクトを監視する際に使用するスペース区切りリスト。追加のクラスタインタコネクトはユーザアプリケーションでのみ使用され、PRIMECLUSTER製品では使用しません。監視されるすべてのインタコネクトが/etc/hostsデータベースに登録されていなければなりません。また、すべてのSysNodeオブジェクトが同数の追加インタコネクトを持っていなければなりません。デフォルト値はありません。
設定値 : Online、Offline、Faulted、Standby
ディテクタを持つリソースオブジェクトに対して有効な属性。この属性には、ディテクタから通知された最新のオブジェクトの状態が含まれています。この値は通常、Cluster Admin GUI に表示されます。表示される値はオブジェクトが表している資源のタイプによって異なります。
設定値 : 0-512
userApplicationオブジェクトに対して有効な属性。指定した子アプリケーションの親userApplicationオブジェクトの最大数。
設定値 : 0、1
すべてのオブジェクトタイプに対して有効な属性。 1に設定したリソースオブジェクトは、hvdisp で -i オプションを指定した場合のみ表示されます。
設定値 : on、off
ディテクタを持つリソースオブジェクトに対して有効な属性。NullDetectorをonに設定すると、ディテクタが実行時に無効になります。この属性は動的再構成でのみ使用します。RMS構成定義ファイルで、NullDetectorをonにハードコード化してはいけません。
設定値 : 有効なSysNode名のリスト (文字)
userApplicationオブジェクトに対して有効な属性。アプリケーションがOnlineになることができるSysNodeオブジェクトのリストが入っています。リスト内の順序によって、優先手動切替え時の次のアプリケーション切替え先ノードが決まり、Fault後の手動切替え順序が決まります。リストは循環して適用されます。アプリケーションのノードを選択すると、それに伴ってこの属性が指定されます。RMSはノードが選択された順序を採用して、PriorityListを自動的に作成します。ノードリスト内の各ノードを選択することにより、順序を変更することができます。
ローカルgControllerオブジェクトまたはcontrollerオブジェクトで制御されたアプリケーションでは、PriorityListのノードの順番は無視されます。ただし、それぞれの制御対象アプリケーションは、controllerオブジェクトに指定されているノード上で実行できなければなりません。
設定値 : 有効な名前 ( 文字)
Controllerオブジェクトに対して有効な属性。 子(制御対象)ユーザアプリケーションの名前を含みます。
設定値 : 0-2047
gResourceタイプのオブジェクトに対するディテクタの種類を指定します。
設定値 : 有効な名前 (文字)
gResourceオブジェクトに対して有効な属性。汎用ディテクタに転送される文字列を指定します。
設定値 : 0、1
controllerオブジェクトに対して有効な属性。1に設定すると、Offline要求およびOnline要求とは別に、PreOffline要求とPreonline要求が、子userApplicationに伝播します。0に設定すると、子userApplicationに対してPreOffline要求またはPreOnline要求が発行されません。
設定値 : 任意の文字列
すべてのオブジェクトに対して有効な属性。 Cluster Admin GUI またはhvdisp CLI ユーザインタフェース内に状態の詳細情報を追加表示します。 ほとんどの場合、[StateDetails]フィールドは空白です。 RMSがこの追加情報を表示するのは、通常、アプリケーションが保守モードにある場合か、オブジェクトが遷移、不整合、または待機の状態にある場合です。