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PRIMECLUSTER  RMS 導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

5.3.5 オブジェクトの状態の表示

それぞれのRMSオブジェクトの状態は、円形の状態表示アイコンの色によって示されます。状態表示アイコンは、RMSツリーのオブジェクト名のすぐ左に表示されます。クラスタアプリケーションの状態を示すアイコンの一覧は、RMSツリーの下に表示されます。

図5.17 クラスタアプリケーションの状態の表示

上記の例では、アプリケーションapp2 は、ノードfuji2RMS上ではOnline (状態表示アイコンが緑) ですが、ノードfuji3RMS上ではOffline (状態表示アイコンが青) です。

CLI

CLIの構文は次のとおりです。

hvdisp {-a | -c} [-o out_file]

オプションは以下のとおりです。

-a  RMS構成内の各オブジェクトについて、オブジェクト名、オブジェクトタイプ、オブジェクトのSysNode名、
    オブジェクトの状態を表示する (自動生成のコネクタは表示されない)。
-c  情報を簡潔に表示する。
-o  指定されたファイルに結果を出力する。

hvdispコマンドは、RMSが起動されている場合にのみ実行可能で、ルート権限は必要ありません。