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PRIMECLUSTER  RMS 導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

1.9.1 環境変数の設定

起動時に、RMSはhvenvおよびhvenv.localからRMS環境変数の値を読取り、それぞれのノードでENVオブジェクトとENVLオブジェクトを初期化します。RMSを起動する前にRMS環境変数の値を設定するには、hvenv.localファイルでRMS環境変数を指定する必要があります。

これらの設定はインストール時の省略値に上書きされます。

注意

/tmpディレクトリは、hvenvがRMS環境変数のソートに使用しているため、この空き領域が少なくなるとRMSエラーが発生する場合があります。

RMSのグローバル環境変数を変更する場合は、すべてのノードのhvenv.localファイルに同一の値を設定します。変更を有効にするには、すべてのノードのRMSを停止後に、RMSを再起動します。

注意

RMS環境変数をユーザ環境で明示的に設定することは避けてください。この操作を行うと、RMS環境変数の設定が失われる場合があります。

RMS環境変数の値は、各ファイルの中で、export文で指定します。export文の例を以下に示します。

export SCRIPTS_TIME_OUT=200

hvenv.localファイルの変更を有効にするには、RMSの再起動が必要です。RMSの稼動中は、次のコマンドを使用してRMS環境変数の値を表示できます。