ここでは、プロシジャリソースの登録方法について説明します。
プロシジャリソースの登録は以下の手順で行います。本作業は、プロシジャリソースを登録する全てのノードで行います。
注意
本手順は、Web-based Admin View の userApplication Configuration Wizard を起動していない状態で実施してください。
userApplication Configuration Wizard 画面が起動されている場合 (画面の非表示を含む)、登録した状態遷移プロシジャリソースが、userApplication Configuration Wizard 画面に反映されません。
◆操作手順
システム管理者権限でログイン
プロシジャリソースを登録するノードにシステム管理者権限でログインします。
状態遷移プロシジャの登録
clsetproc(1M)コマンドを使用して、状態遷移プロシジャを登録します。
参照
clsetproc(1M)コマンドの詳細については、clsetproc (1M)のマニュアルページを参照してください。
例
状態遷移プロシジャ/var/tmp/programをファイル名programとしてBasicApplicationクラスに登録する場合
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clsetproc -c BasicApplication -m program /var/tmp/program
ポイント
すでに登録されている状態遷移プロシジャを上書きする場合は、-oオプションを指定してください。
プロシジャリソースの登録
claddprocrsc(1M)コマンドを使用して、プロシジャリソースを登録します。
参照
claddprocrsc(1M)コマンドの詳細については、claddprocrsc (1M)のマニュアルページを参照してください。
例
状態遷移指示のSTART RUN AFTER、STOP RUN BEFOREを処理する、BasicApplicationクラスに登録した状態遷移プロシジャprogramを使用し、リソースキーをSDISKとして、ノード識別名がNODE1であるノードにプロシジャリソースを登録する場合
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/claddprocrsc -k SDISK -m program -c BasicApplication -s NODE1 -K AFTER -S BEFORE