“17.2.1 制御ドメイン上でクラスタのライブマイグレーション操作を行う場合”を実施後、以下に該当する構成変更を行った場合は、変更内容に沿った以下の手順を実施してください。
ゲストドメインのIPアドレス
いずれかの制御ドメイン上で、以下のコマンドを実行してください。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clovmmigratesetup -m guest-name -p guest-ip
すべての制御ドメインから、変更したゲストドメインへ ssh でログインできることを確認してください。また、SSH初回時のユーザ問い合わせ(RSA 鍵の生成)を済ませておく必要があります。詳細は“17.2.1 制御ドメイン上でクラスタのライブマイグレーション操作を行う場合”の手順3.を参照してください。
ゲストドメインへログインするためのユーザ名のパスワード
いずれかの制御ドメイン上で、以下のコマンドを実行してください。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clovmmigratesetup -m guest-name -i guest-ip -u guest-user
ゲストドメイン名
いずれかの制御ドメイン上で、以下のコマンドを実行してください。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clovmmigratesetup -d old-guest-name # /etc/opt/FJSVcluster/bin/clovmmigratesetup -a guest-name guest-clustername guest-cfname guest_ip guest-user
制御ドメインのIPアドレスの変更
制御ドメインの/etc/inet/hostsに登録されているホスト名の変更
制御ドメインのSFのノードの重みの変更
制御ドメインのPPAR-IDの変更
XSCF-LAN#0のIPアドレスの変更
XSCF-LAN#1のIPアドレスの変更
XSCF-LAN#0の/etc/inet/hostsに登録されているホスト名の変更
XSCF-LAN#1の/etc/inet/hostsに登録されているホスト名の変更
いずれかの制御ドメイン上で、以下のコマンドをマイグレーションで移動対象となるゲストドメイン分実行してください。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clovmmigratesetup -a guest-name guest-clustername guest-cfname guest_ip guest-user
参照
clovmmigratesetup コマンドの詳細については、“PRIMECLUSTER 活用ガイド<コマンドリファレンス編>”の“clovmmigratesetup(1M)”を参照してください。