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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

10.6.1 リソースで使用するインタフェースの変更

リソースで使用するインタフェースを変更する場合は、対象のリソースとクラスタアプリケーションを削除し、再作成する必要があります。インタフェースとは、Ipaddressリソースの引継ぎネットワークやGdsリソースのディスククラスなどのことを意味します。

手順は、以下のようになります。

◆操作の流れ

◆操作手順

クラスタアプリケーションで使用するリソースの変更操作は、“userApplication Configuration Wizard”画面で行います。

  1. RMSを停止する

    RMSを起動している場合は、“7.2.1.2 RMSを停止する”を参照して、RMSを停止してください。

  2. クラスタアプリケーションを削除する

    対象のリソースを含むクラスタアプリケーションのみを削除します。

    削除の方法についての詳細は、“10.2 クラスタアプリケーションの削除”を参照してください。

    注意

    クラスタアプリケーションを構成するリソースは削除しないようにします。

    注意

    クラスタアプリケーションに含まれた状態のリソースを削除すると、対象のリソース配下にある他のリソースも削除されます。

    つまり、左パネルのツリー上で対象のリソース配下の階層のオブジェクト、それらが他のリソースにも関連している場合であっても、すべて削除されることになります。

    このため、リソースで使用するインタフェースを変更する場合には、いったんクラスタアプリケーションを削除した上で、対象のリソースのみを削除する必要があります。

  3. 対象のリソースをいったん削除する

    userApplication Configuration Wizard の画面左のツリーから、変更したいリソースを選択し、マウスの右ボタンをクリックして表示されるポップアップメニューで[userApplicationやResourceの削除]を選択します。

  4. リソースを再作成する

    “userApplication Configuration Wizard”メニューで、[Resourceの作成]を選択し、上記の手順で削除したリソースを再作成します。

    注意

    この際、リソースの設定情報は、変更を必要としない限り、PRIMECLUSTER デザインシートの“セットアップ (クラスタアプリ)”の各リソースのシートを参照して、変更前と同じになるよう設定を行ってください。

    参照

    設定の方法については、“6.7.1 リソースの設定”を参照してください。

  5. クラスタアプリケーションを再作成する

    “userApplication Configuration Wizard”メニューで、[userApplicationの作成]を選択し、上記の手順で削除したクラスタアプリケーションを再作成します。

    注意

    クラスタアプリケーションの運用属性は変更を必要としない限り、PRIMECLUSTER デザインシートの“セットアップ (クラスタアプリ)”を参照して同じになるようにしてください。

    参照

    クラスタアプリケーションを作成する方法についての詳細は、“6.7.2 クラスタアプリケーションの作成”を参照してください。

    また、クラスタアプリケーションの依存関係の設定をしていた場合は、再度設定の必要があります。

    設定方法については、“6.7.3 クラスタアプリケーションの依存関係の設定”を参照してください。