U5環境でPRIMECLUSTERを使用する場合、以下の構成としてください。
ソフトウェア構成
OS:Oracle Solaris 10, Oracle Solaris 11
サポート構成
クラスタノード数:1~2ノード
クラスタシステムの運用形態: 1:1運用待機、シングルノードクラスタ
クラスタアプリケーション:1つのみ
注意
IPアドレス引継ぎは下記の構成をすべて満たす場合のみクラスタアプリケーション構成に使用できます。
GLSの設定については、“PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 (伝送路二重化機能編)”の環境設定例“B.4.12 クラスタシステムによる設定例(NIC非冗長構成)”を参考にしてください。本環境設定例は物理サーバの例ですが、FUJITSU Cloud Service U5環境にも適用できます。
GLSのNIC切替方式(論理IP引継ぎ機能)のNIC非冗長化構成
GLSのHUB監視機能の監視先に、同一サブネット上に存在する仮想ルータのIPアドレスを指定
増設サブネットの場合、仮想ルータに接続
I/Oフェンシング機能使用時の注意
ディスクの動的追加はできません。
共用ディスク装置をZFSによってミラーリングする構成は未サポートです。
生存優先度の設定は、設定されても有効になりません。生存優先度に関わらず、クラスタアプリケーションが起動している仮想サーバがパニックします。
GFS共用ファイルシステムは利用できません。