各製品でアプリケーションを運用するために設定手順は以下のとおりです。
◆リソース設定
クラスタサービス(PRIMECLUSTERでは、クラスタアプリケーション)で使用する要素をリソースとして作成します。
操作 | SafeCLUSTER | PRIMECLUSTER |
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引継ぎネットワークの設定 | [クラスタ運用設定]GUI 引継ぎネットワーク設定 | |
アプリケーション状態遷移用処理(スクリプト)の設定 | [クラスタ運用設定]GUI [アプリケーションリソース設定]の[状態遷移プロシジャ設定] | ※SafeCLUSTER対応製品を互換としてPRIMECLUSTERでも使用するための機能です。 |
スクリプト/コマンドをリソースとして使用 | - | |
共用ディスクのマウント情報 | 手動 | |
共用ディスク設定 | [クラスタ運用設定]GUI 共用リソース装置 | |
高可用性リソースの設定 | SafeLINKの手動(CLI) |
◆サービスの設定
クラスタ上で動作させるサービスを切替えの単位ごとに提供しています。このサービスをSafeCLUSTERでは「クラスタサービス」、PRIMECLUSTERでは「クラスタアプリケーション」と呼び分けています。
操作 | SafeCLUSTER | PRIMECLUSTER |
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アプリケーションの起動優先度設定 | [クラスタ運用設定]GUI [クラスタサービス設定]-[アプリケーション起動/停止優先度の設定]メニュー | |
ディスクグループの設定 | [クラスタ運用設定]GUI [クラスタサービス設定]-[グループ設定]メニュー | GDS GUI |
共用ディスク装置使用種別設定 | [クラスタ運用設定]GUI [クラスタサービス設定]-[共用ディスク装置使用種別設定]メニュー |
GDS: Global Disk Services
◆サービス間の関係設定
操作 | SafeCLUSTER | PRIMECLUSTER |
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起動優先度の設定 | [クラスタドメイン運用形態設定]-[クラスタサービス起動優先度設定]メニュー | - |
業務優先度の設定 | [クラスタドメイン運用形態設定]-[クラスタサービス業務優先度・排他関係設定]メニュー | - |
排他関係の設定 | [クラスタドメイン運用形態設定]-[クラスタサービス業務優先度・排他関係設定]メニュー | “userApplication Configuration Wizard”メニュー-[userApplication間の依存関係を設定]-[userApplicationの排他設定] |