■リソースの属性
属性 | 概要 |
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InParallel | OnlineまたはOffline処理では、通常は全ての監視対象を起動または停止するためのプログラムが、連続して実行されます。 |
NeedAll | “No”に設定すると、Onlineである監視対象が1つでもあるとOnline処理は成功します。
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Timeout SCRIPTTIMEOUT | リソースの開始、停止のタイムアウト時間(秒)を設定します。
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AutoRecover | “Yes”に設定すると、故障発生後、故障要因が復旧されることを前提に、同一ノードで、業務を継続することを目的として、Faultedになったリソースを回復しようと試みます。 |
■userApplicationの属性
属性 | 概要 |
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AutoStartUp | “Yes”に設定すると、RMSが開始されるときに、userApplicationも自動的に開始されます。ホットスタンバイ運用の場合、待機系のuserApplicationはStandby状態になります。 |
AutoSwitchOver | userApplication で障害が発生した場合に、自動的に切替えられるようにします。
上記を組み合わせた次の値も選択することができます。 例) HostFailure|ResourceFailure HostFailure|ShutDown ResourceFailure|ShutDown HostFailure|ResourceFailure|ShutDown デフォルトは、“No”です。 |
PersistentFault | “1”に設定すると、userApplicationのFaultedの状態は、RMSの再起動後も維持されます。 |
OnlinePriority | “1”に設定すると、全クラスタを停止して再起動した場合に、RMSはuserApplicationを最後にOnlineであったホスト上で起動します。 |
ShutdownPriority | userApplicationに割り当てる重み係数です。クラスタインタコネクトに障害が発生した時に、どのノードを優先させて生き残るようにするかを決定するときの要素の1つにもなります。数値が大きいほどそのuserApplicationの優先度が高くなります。 |
StandbyTransitions | 待機系のリソースをStandby状態に遷移する条件を設定します。 設定値には、以下を選択できます。
上記を組み合わせた次の値も選択することができます。 例) ClearFaultRequest|StartUp ClearFaultRequest|SwitchRequest StartUp|SwitchRequest ClearFaultRequest|StartUp|SwitchRequest デフォルトは、“NONE”です。 注意) GLSの伝送路二重化機能を使用する場合は、待機ノードのGlsリソース状態も監視できるようにするため、以下の値を設定してください。 “ClearFaultRequest|StartUp|SwitchRequest” |
HaltFlag | “Yes”に設定すると、Fault処理中にさらに故障が発生(二重故障)したような場合に、ノードを強制的に停止します。この場合、RMS は、フェイルオーバ中にリソースに異常が発生してもノードを強制的に停止させて、userApplication のフェイルオーバを完了させます。 |
GLS: Global Link Services