入力レコードのレコード長、または最大レコード長を設定します。
構文
object.MaxRecordLength = long
object
オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式を指定します。
long
入力レコードのレコード長、または最大レコード長を設定します。
設定可能なレコード長、または最大レコード長は1~32000バイトです。
解説
バイナリファイルの場合は、レコードが固定長レコード形式のとき、そのレコード長を指定し、レコードが可変長レコード形式のとき、そのレコードの最大レコード長を指定します。
テキストファイルの場合は、レコード分離文字を含む最大レコード長を指定します。
固定長レコード形式では、実際のレコード長と指定値が合わない場合、エラー終了します。可変長レコード形式の場合は、実際のレコード長が指定値より大きい場合にエラー終了します。
レコード分離文字はLineDelimiterプロパティで設定します。標準は長さ2バイトのCRLFです。入力ファイルのコード系がUnicode系(UCS-2形式)の場合は、CRLFが4バイトとなります。全角の日本語文字など2バイトコードの文字は、1文字で2バイトとして計算します。
注意
バイナリファイル可変長レコード形式またはテキストファイルの場合、実際の最大レコード長より大きな値を指定しても動作可能です。ただし、実際の最大レコード長よりも大きな値を指定した場合、指定した値の差異に応じて性能悪化の要因となりますので、可能な限り実際の最大レコード長に近い値を指定してください。