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NetCOBOL V12.2 PowerCOBOL ユーザーズガイド
FUJITSU Software

8.7.1 ツールバーのボタン上に表示するイメージを作成する

ツールバーのボタン上に表示するイメージは、イメージリストを使用します。イメージリストは、複数のイメージを等しい間隔で横に並べたビットマップです。Windowsでは、1つのイメージの幅が16ピクセル、高さが15ピクセルになるよう推奨されています。このサンプルプログラムでは、3つのボタンを作成しますので、幅が48ピクセルのビットマップを作成します。以下の手順で、イメージリストを作成し、モジュールに登録します。

  1. Windowsのアクセサリ内にある「ペイント」を起動します。

  2. [変形]メニューの[キャンパスの色とサイズ]コマンドを選択します。

  3. [キャンパスの色とサイズ]ダイアログボックスの[幅]に48、[高さ]に15を設定し、[単位]を[ピクセル]に変更します。

  4. OKボタンをクリックします。

  5. 開く、保存および印刷に対応するイメージを16ピクセル幅で横に並べて作成します。
    作成例として、Table5.ppjと同じフォルダにあるToolButton.bmpを参照してください。

  6. ビットマップを保存します。
    ここでは、ToolButton.bmpというファイル名で保存します。

  7. プロジェクトウィンドウのデザインツリーウィンドウでモジュールを選択します。

  8. ポップアップメニューの[ファイルの挿入...]コマンドを選択します。

  9. [ファイルの挿入]ダイアログボックスで、[ファイルの種類]を"イメージリスト(*.bmp)"に変更します。

  10. 先ほど保存したToolButton.bmpを選択します。

  11. [開く]ボタンをクリックします。

  12. デザインツリーウィンドウ上で追加したイメージリスト名を設定します。
    サンプルプログラムでは、そのままの名前(ImageList1)を使用します。

ポイント

イメージリストのプロパティ設定ダイアログボックスを参照すると、イメージ幅が16になっていることが確認できます。PowerCOBOLでは、イメージリストのイメージ幅の初期値として16を設定しています。個々のイメージを16ピクセル以外の幅で作成した場合は、このダイアログボックスを使ってイメージ幅を変更してください。

注意

モジュールのイメージリストを追加する場合には、ファイルの種類として"イメージリスト(*.bmp)"を選択してください。イメージリストのファイル拡張子は"bmp"ですが、"ビットマップファイル(*.bmp)"として追加すると、イメージリストとして使用できません。