PowerCOBOLは、COBOLのデータをWindowsで利用するため、COBOLの項類をCOMで扱うことができるVT型のデータと対応づけています。
PowerCOBOLは、この対応づけで、プロパティやメソッドの引数で使用されるCOMのVT_BSTR型(文字列)、およびVT_VARIANT型(実行時に型と値を変更することができる型)のデータを扱うことができます。
また、転記の送り出し側または受け取り側で使用する、数字項目や数字編集項目は、VT_CY型に変換して取り扱っています。
本節では、これらのVT型のデータとCOBOLのデータを、PowerCOBOLがどのように変換し、対応づけているかについて説明します。