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NetCOBOL V12.2 PowerCOBOL ユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.3.3 メソッドの呼び出し例

以下に、メソッドの呼び出し例を示します。

フォームのメソッド

  INVOKE POW-SELF "メソッド名" [USING 引数...]

フォームを閉じる場合、以下のように記述します。

        INVOKE POW-SELF "CloseForm".

コントロールのメソッド(標準)

  INVOKE コントロール名 "メソッド名" [USING 引数...]

リストボックスコントロール(List1)に、"example1"という項目を追加する場合、以下のように記述します。

        INVOKE List1 "AddString" USING "example1".

配列化されたコントロールのメソッド

  INVOKE コントロール名(配列指定子)"メソッド名" [USING 引数...]

配列化されたリストボックスコントロール(List2)の3番めのリストボックスコントロールに、"example1"という項目を追加する場合、以下のように記述します。

        INVOKE List2(3) "AddString" USING "example1".

グループボックスコントロール上に配置されたコントロールのメソッド

  INVOKE コントロール名 OF グループボックスコントロール名 "メソッド名"
        [USING 引数...]

グループボックスコントロール(Group1)上に配置されたリストボックスコントロール(List3)に、"example1"という項目を追加する場合、以下のように記述します。

        INVOKE List3 OF Group1 "AddString" USING "example1".

注意

タブコントロールまたはフレームコントロールの上に配置されたコントロールのメソッドは、標準の形式を使用して呼び出します。

プロパティのメソッド

    INVOKE プロパティ名 OF コントロール名"メソッド名"[USING 引数...]

リストビューコントロール(ListView1)の10番めの項目が、コントロール上の見えない位置にある場合、その10番めの項目が見えるようにリストビューをスクロールさせるには、以下のように記述します。

        INVOKE "ListItem"(10) OF ListView1 "EnsureVisible".