ページの先頭行へ戻る
NetCOBOL V12.2 PowerCOBOL ユーザーズガイド
FUJITSU Software

6.6.2 複数プロジェクトにまたがる複数のモジュールをデバッグする

PowerCOBOLでは、複数のプロジェクトにまたがるモジュールを、同時にデバッグすることはできません。

複数のプロジェクトにまたがるモジュールは、以下の設定により、同一プロジェクト内の範囲でデバッグできます。

起動プログラム(EXE)をもつプロジェクトの場合

そのままデバッグすることが可能です。同一プロジェクト内にあるDLLをデバッグする場合は、前項の方法を使って、デバッグを開始する前にデバッグ対象モジュールとして追加してください。

別プロジェクト内にあるDLLをデバッグすることはできません。

起動プログラム(EXE)をもたないプロジェクトの場合

そのままデバッグすることはできません。デバッグを開始する前に、以下の設定をします。

  1. デバッグするモジュール(DLL)のプロパティ設定ダイアログボックスを表示します。

  2. [実行]タブを選択します。

  3. [起動ファイル]に、このDLLを呼び出す実行可能プログラムのファイル名を入力します。

このモジュールのデバッグは、このモジュールに含まれるプログラムが呼び出された箇所から開始することができます。デバッガを起動したら、このDLLに含まれるプログラムが呼び出されるように、アプリケーションを操作してください。