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NetCOBOL V12.2 PowerCOBOL ユーザーズガイド
FUJITSU Software

まえがき

このたびは、「NetCOBOL シリーズ」をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。

「PowerCOBOL」は、COBOLプログラマを対象とした、GUI(Graphical User Interface)アプリケーション開発ツールです。PowerCOBOLは、「NetCOBOL シリーズ」を構成するコンポーネントの1つです。

NetCOBOLシリーズについて

NetCOBOLシリーズの最新情報については、富士通のサイトをご覧ください。

https://www.fujitsu.com/jp/software/cobol/

登録商標について

製品の呼び名について

本書では、製品名を以下のように省略して記述しています。

正式名称

略称

Microsoft(R) Windows Server(R) 2019 Datacenter

Microsoft(R) Windows Server(R) 2019 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2019 Essentials

Windows Server 2019

Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Datacenter

Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Essentials

Windows Server 2016

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Datacenter

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Essentials

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Foundation

Windows Server 2012 R2

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Essentials

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Foundation

Windows Server 2012

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation

Windows Server 2008 R2

Windows(R) 10 Home

Windows(R) 10 Pro

Windows(R) 10 Enterprise

Windows(R) 10 Education

Windows 10

Windows(R) 8.1

Windows(R) 8.1 Pro

Windows(R) 8.1 Enterprise

Windows 8.1

Windows(R) 7 Home Premium

Windows(R) 7 Professional

Windows(R) 7 Enterprise

Windows(R) 7 Ultimate

Windows 7

PowerSORT Server

PowerSORT Workstation

PowerSORT

Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2008 R2、Windows 10、Windows 8.1、およびWindows 7をすべて指す場合は、「Windows」と表記しています。

参照マニュアルの略称表記

本書では、参照先マニュアル名を以下のように省略して記述しています。

本書の目的

本書は、PowerCOBOLを利用して応用プログラムを作成するにあたり、PowerCOBOLの基本的な使いかたを習得することを目的としています。

本書を利用することにより、PowerCOBOLの機能を使った、いろいろなアプリケーションの開発方法を習得することができます。

第1章からひととおりお読みいただき、使用方法を身に付けるためのガイドとしてお使いください。

PowerCOBOLをお使いになるうえで、本書がささやかな足がかりとなることを願っています。

前提知識

本書を読むにあたって、以下の知識が必要です。

なお、本書とあわせて、『NetCOBOL ソフトウェア説明書』をお読みください。本書に記載できなかった重要な情報が記載されています。

また、必要に応じて以下のマニュアルを参照してください。

マニュアル名称

記載内容

PowerCOBOL リファレンス

(HTMLヘルプ)

PowerCOBOLに関する以下の説明

  • ダイアログボックスの機能

  • コントロールの仕様

COBOL文法書

COBOL文法の説明

NetCOBOL ユーザーズガイド

COBOLに関する以下の説明

  • 翻訳オプション

  • 翻訳時メッセージ

  • 実行時環境情報

  • 実行時メッセージ

  • ファイルの処理

  • 印刷処理

  • Unicode

本書の構成

第1部 入門編

PowerCOBOLをはじめてお使いになるお客様を対象に、概要、アプリケーション作成の流れ、および開発に利用するウィンドウについて説明しています

第2部 開発環境編

実際にアプリケーションを作成しながら、PowerCOBOLの開発環境がもつ機能について説明しています。

第3部 プログラミング編

コントロールへのアクセス方法や、いろいろなアプリケーションを作成するためのプログラミング方法について説明しています。

V1.0からV3.0までのPowerCOBOLをお使いのお客様へ

従来、「PowerCOBOL V3.0」または、それ以前のバージョンのPowerCOBOLをお使いの場合は、まず「付録B V3.0以前のPowerCOBOLをご利用の方へ」をお読みください。

サンプルプログラムについて

本書の説明で使用するサンプルプログラム(例題プログラム)は、PowerCOBOLをインストールしたフォルダ配下のSamples\PowerCOBフォルダに格納されています。たとえば、"C:\Program Files\NetCOBOL"にPowerCOBOLをインストールした場合、

"C:\Program Files\NetCOBOL\Samples\PowerCOB"フォルダ内の該当するサンプルプログラムを参照してください。

また、PowerCOBOLで提供しているサンプルプログラムの一覧および概要については、付録の「付録C サンプルプログラムについて」に記載されていますので、あわせてご利用ください。

表記上の約束

図(イメージ)

本書に記載されている図(イメージ)は、Windowsの種類、動作する機種、解像度および本製品のバージョンアップやレベルアップなどにより、実際に表示される内容と多少異なる場合があります。

キーの表記

本書のキーに関する説明は、「106/109 日本語キーボード」を基準として記述されています。また、[Ctrl+Home]といった表記は、[Ctrl]キーと[Home]キーを同時に押すことを示しています。

なお、アプリケーション開発時のキーボードによる操作方法については、『リファレンス』を参照してください。

メニューの選択方法に関する表記

本書のメニュー選択方法に関する説明で、「ポップアップメニュー」と表記されている場合、マウスの右ボタンを押して(クリックして)表示されるメニューを表しています。それ以外の場合は、ウィンドウ上部にあるメニューバーからの選択を表しています。たとえば、[編集-オブジェクト-ユーティリティ]メニューの[開く]コマンドといった表記は、[編集]メニューの[オブジェクト]サブメニュー(右端に右向きの黒三角を持つ項目です)、さらにその[ユーティリティ]サブメニューの[開く]というメニュー項目を選択することを示しています。

ダイアログボックスに関する説明

PowerCOBOLを使ってアプリケーションを開発する場合、さまざまなダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックス内の各項目の説明については、『リファレンス』を参照してください。

コントロールの詳細仕様

PowerCOBOLが提供しているコントロール(ウィンドウを作成するための部品)の詳細仕様(プロパティ、メソッド、イベントなど)については、『リファレンス』を参照してください。

輸出管理について

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。



2019年10月

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