このたびは、「NetCOBOL シリーズ」をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。
「PowerCOBOL」は、COBOLプログラマを対象とした、GUI(Graphical User Interface)アプリケーション開発ツールです。PowerCOBOLは、「NetCOBOL シリーズ」を構成するコンポーネントの1つです。
NetCOBOLシリーズについて
NetCOBOLシリーズの最新情報については、富士通のサイトをご覧ください。
https://www.fujitsu.com/jp/software/cobol/
登録商標について
Microsoft、Windows、Visual Basic、SQL Server、およびActiveXは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
その他の会社名および製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。
製品の呼び名について
本書では、製品名を以下のように省略して記述しています。
正式名称 | 略称 |
---|---|
Microsoft(R) Windows Server(R) 2019 Datacenter Microsoft(R) Windows Server(R) 2019 Standard Microsoft(R) Windows Server(R) 2019 Essentials | Windows Server 2019 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Datacenter Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Standard Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Essentials | Windows Server 2016 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Datacenter Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Standard Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Essentials Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Foundation | Windows Server 2012 R2 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Essentials Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Foundation | Windows Server 2012 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation | Windows Server 2008 R2 |
Windows(R) 10 Home Windows(R) 10 Pro Windows(R) 10 Enterprise Windows(R) 10 Education | Windows 10 |
Windows(R) 8.1 Windows(R) 8.1 Pro Windows(R) 8.1 Enterprise | Windows 8.1 |
Windows(R) 7 Home Premium Windows(R) 7 Professional Windows(R) 7 Enterprise Windows(R) 7 Ultimate | Windows 7 |
PowerSORT Server PowerSORT Workstation | PowerSORT |
Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2008 R2、Windows 10、Windows 8.1、およびWindows 7をすべて指す場合は、「Windows」と表記しています。
参照マニュアルの略称表記
本書では、参照先マニュアル名を以下のように省略して記述しています。
『PowerCOBOL リファレンス』→『リファレンス』
本書の目的
本書は、PowerCOBOLを利用して応用プログラムを作成するにあたり、PowerCOBOLの基本的な使いかたを習得することを目的としています。
本書を利用することにより、PowerCOBOLの機能を使った、いろいろなアプリケーションの開発方法を習得することができます。
第1章からひととおりお読みいただき、使用方法を身に付けるためのガイドとしてお使いください。
PowerCOBOLをお使いになるうえで、本書がささやかな足がかりとなることを願っています。
前提知識
本書を読むにあたって、以下の知識が必要です。
Windowsに関する基本的な知識
COBOLに関する知識
なお、本書とあわせて、『NetCOBOL ソフトウェア説明書』をお読みください。本書に記載できなかった重要な情報が記載されています。
また、必要に応じて以下のマニュアルを参照してください。
マニュアル名称 | 記載内容 |
---|---|
PowerCOBOL リファレンス (HTMLヘルプ) | PowerCOBOLに関する以下の説明
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COBOL文法書 | COBOL文法の説明 |
NetCOBOL ユーザーズガイド | COBOLに関する以下の説明
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本書の構成
第1部 入門編
PowerCOBOLをはじめてお使いになるお客様を対象に、概要、アプリケーション作成の流れ、および開発に利用するウィンドウについて説明しています
第2部 開発環境編
実際にアプリケーションを作成しながら、PowerCOBOLの開発環境がもつ機能について説明しています。
第3部 プログラミング編
コントロールへのアクセス方法や、いろいろなアプリケーションを作成するためのプログラミング方法について説明しています。
V1.0からV3.0までのPowerCOBOLをお使いのお客様へ
従来、「PowerCOBOL V3.0」または、それ以前のバージョンのPowerCOBOLをお使いの場合は、まず「付録B V3.0以前のPowerCOBOLをご利用の方へ」をお読みください。
サンプルプログラムについて
本書の説明で使用するサンプルプログラム(例題プログラム)は、PowerCOBOLをインストールしたフォルダ配下のSamples\PowerCOBフォルダに格納されています。たとえば、"C:\Program Files\NetCOBOL"にPowerCOBOLをインストールした場合、
"C:\Program Files\NetCOBOL\Samples\PowerCOB"フォルダ内の該当するサンプルプログラムを参照してください。
また、PowerCOBOLで提供しているサンプルプログラムの一覧および概要については、付録の「付録C サンプルプログラムについて」に記載されていますので、あわせてご利用ください。
表記上の約束
本書に記載されている図(イメージ)は、Windowsの種類、動作する機種、解像度および本製品のバージョンアップやレベルアップなどにより、実際に表示される内容と多少異なる場合があります。
本書のキーに関する説明は、「106/109 日本語キーボード」を基準として記述されています。また、[Ctrl+Home]といった表記は、[Ctrl]キーと[Home]キーを同時に押すことを示しています。
なお、アプリケーション開発時のキーボードによる操作方法については、『リファレンス』を参照してください。
本書のメニュー選択方法に関する説明で、「ポップアップメニュー」と表記されている場合、マウスの右ボタンを押して(クリックして)表示されるメニューを表しています。それ以外の場合は、ウィンドウ上部にあるメニューバーからの選択を表しています。たとえば、[編集-オブジェクト-ユーティリティ]メニューの[開く]コマンドといった表記は、[編集]メニューの[オブジェクト]サブメニュー(右端に右向きの黒三角を持つ項目です)、さらにその[ユーティリティ]サブメニューの[開く]というメニュー項目を選択することを示しています。
PowerCOBOLを使ってアプリケーションを開発する場合、さまざまなダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックス内の各項目の説明については、『リファレンス』を参照してください。
PowerCOBOLが提供しているコントロール(ウィンドウを作成するための部品)の詳細仕様(プロパティ、メソッド、イベントなど)については、『リファレンス』を参照してください。
輸出管理について
本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。
2019年10月
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