エミュレータウィンドウの外観の状態をプロパティに格納します。
アプリケーションへは、現在のエミュレータウィンドウの外観を、プロパティを参照することによって確認できます。
乗り入れ時は、乗り入れ先ウィンドウの外観を操作、参照します。
乗り入れ先がブラウザ内エミュレータの場合、ブラウザのウィンドウの外観を操作、参照します。

構文  | object. WindowShowStat  | 
データ型  | 整数  | 
アクセス方法  | 参照(エミュレータ起動中の間有効)  | 
初期値  | 0:CX_HIDE  | 
対象エミュレータ  | 
  | 
エミュレータウィンドウの表示状態を表します。
値は参照のみ可能です。
「Open(エミュレータ起動)」を呼び出す前に参照した場合、CX_HIDEが設定されます。
「WindowShowStat」には次の値が格納されます。
意味  | 定義名  | 値  | 
|---|---|---|
非表示  | CX_HIDE  | 0  | 
アクティブ表示  | CX_SHOW  | 1  | 
アクティブ表示・アイコン化  | CX_SHOW_MINIMIZE  | 2  | 
アクティブ表示・最大化  | CX_SHOW_MAXIMIZED  | 3  | 
現状表示  | CX_SHOWNA  | 4  | 
非アクティブ表示・アイコン化  | CX_SHOWNA_MINIMIZE  | 5  | 
非アクティブ表示・最大化  | CX_SHOWNA_MAXIMIZED  | 6  | 
エミュレータウィンドウの表示状態は、「ShowWindow(ウィンドウ表示状態変更)」メソッドによりアプリケーションから変更することができ、上記の値はShowWindowメソッドの指定値としても使用されます。
■ウィンドウ表示位置WindowPosX、WindowPosYプロパティ
構文  | object. WindowPosX  | 
object. WindowPosY  | |
データ型  | 整数  | 
アクセス方法  | 参照(エミュレータ起動中の間有効)  | 
初期値  | 0  | 
対象エミュレータ  | 
  | 
エミュレータウィンドウの表示位置をウィンドウ左上隅を起点としてピクセル単位で表します。
WindowPosXが表示位置のX座標を表します。
WindowPosYが表示位置のY座標を表します。
値は参照のみ可能であり、エミュレータ起動中の間有効です。
ブラウザ内で動作するエミュレータに乗り入れた場合は、ブラウザの表示位置を返します。
エミュレータウィンドウの表示位置は、「MoveWindow(ウィンドウ表示位置変更)」メソッドによりアプリケーションから変更することができます。
■ウィンドウ表示サイズWindowSizeWidth、WindowSizeHeightプロパティ
構文  | object. WindowSizeWidth  | 
object. WindowSizeHeight  | |
データ型  | 整数  | 
アクセス方法  | 参照(エミュレータ起動中の間有効)  | 
初期値  | 0  | 
対象エミュレータ  | 
  | 
エミュレータウィンドウの表示サイズをピクセル単位で表します。
値は参照のみ可能であり、エミュレータ起動中の間有効です。
「Open(エミュレータ起動)」メソッド呼び出し直後の値は、プロパティのウィンドウサイズに従います。
ブラウザ内で動作するエミュレータに乗り入れた場合は、ブラウザのウィンドウサイズを返します。
アイコン化状態、非表示状態で参照した場合は直前に表示されていた状態での位置を返します。
エミュレータウィンドウの表示サイズは、「ResizeWindow(ウィンドウ表示サイズ変更)」メソッドによりアプリケーションから変更することができます。