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Big Data Integration ServerV1.1.0 利用ガイド
FUJITSU Software

3.1.1 インストール時に必要なハードウェア容量

インスト-ル時に必要なハードウェア容量について説明します。

各機能で必要な容量を示していますので、お使いになる機能に応じて合算してください。

3.1.1.1 収集機能を使用する場合

収集機能を使用する場合、以下のハードウェアが必要です。

インストールに必要となる空きディスク容量があることを確認してください。

ディスク容量

収集機能をインストールするには以下のディスク容量が必要です。

サーバ種別

ディレクトリ

ディスク容量(単位:メガバイト)

収集エージェント

/opt

227 (注)

/etc

1

/var

1

収集サーバ

/opt

335 (注)

/etc

1

/var

1

注)富士通ミドルウェア製品共通のツール「アンインストールと管理(ミドルウェア)」(/opt/FJSVcir)の106メガバイトも含まれています。

メモリ容量

収集機能を使用する場合、以下のメモリ容量(OS除く)が必要です。

サーバ種別

メモリ容量(単位:メガバイト)

収集エージェント

100以上

収集サーバ

256以上

3.1.1.2 スキーマレス加工を使用する場合

本機能をインストールするには以下のハードウェアが必要です。

インストールに必要となる空きディスク容量があることを確認してください。

3.1.1.3 並列分散処理を使用する場合

並列分散処理を使用する場合、以下のハードウェアが必要です。

インストールに必要となる空きディスク容量があることを確認してください。

3.1.1.3.1 静的ディスク容量

本機能を新規にインストールする場合、以下の静的ディスク容量(OS 除く)が必要です。

サーバ種別

ディレクトリ

ディスク容量(単位:メガバイト)

マスタサーバ

/opt

1,223 (注)

/etc

1

/var

1

スレーブサーバ

/opt

930 (注)

/etc

1

/var

1

開発実行環境サーバ

/opt

1,242 (注)

/etc

1

/var

1

注)富士通ミドルウェア製品共通のツール「アンインストールと管理(ミドルウェア)」(/opt/FJSVcir)の106メガバイトも含まれています。

3.1.1.3.2 動的ディスク容量

本機能を使用する場合、マスタサーバ、スレーブサーバ、および開発実行環境サーバでは静的ディスク容量に加えて、業務で利用するデータ量に依存して動的ディスク容量の見積もりも必要です。以下の要因を考慮し、必要ディスク容量を準備してください。

サーバ種別

要因

マスタサーバ

HDFSメタ情報(ファイルシステムイメージファイル、編集ログファイル)

Jarnalノード編集ログファイル

ログファイル

スレーブサーバ

実データ(業務で利用する分割データ)

中間ファイル(アプリケーションで利用する一時ファイル)

開発実行環境サーバ

Jarnalノード編集ログファイル

ログファイル

3.1.1.3.3 コア数

本機能を使用する場合、マスタサーバ、スレーブサーバおよび開発実行環境サーバでは以下のコア数が必要です。

コア数

2個以上

3.1.1.3.4 メモリ容量

本機能を使用する場合、以下のメモリ容量(OS除く)が必要です。

サーバ種別

メモリ容量(単位:ギガバイト)

マスタサーバ

4.0 以上

スレーブサーバ

4.0 以上

開発実行環境サーバ

2.0 以上

3.1.1.3.5 システムパラメーター

本機能を安定した状態で運用するためにチューニングが必要となるシステムパラメーターについて説明します。

【マスタサーバ】

マスタサーバ(プライマリ)、およびマスタサーバ(セカンダリ)で必要となるシステムパラメーターのチューニング値は以下のとおりです。

セマフォ

セマフォの設定値は、各パラメーター値を以下の形式で指定します。

kernel.sem = SEMMSL値 SEMMNS値 SEMOPM値 SEMMNI値

パラメーター

説明

設定値

種別

SEMMSL値

セマフォ識別子あたりの最大セマフォ数

変更なし

SEMMNS値

システム全体のセマフォ数

11

加算

SEMOPM値

セマフォコールあたりの最大演算子数

変更なし

SEMMNI値

システム全体のセマフォ演算子数

2

加算

メッセージキュー

パラメーター

説明

設定値

種別

kernel.msgmax

メッセージの最大サイズ

16384

最大

kernel.msgmnb

1つのメッセージキューに保持できるメッセージの最大値

4194304

最大

kernel.msgmni

システム全体のメッセージキューの最大値

8192

最大

【スレーブサーバ】

スレーブサーバで必要となるシステムパラメーターのチューニング値は以下のとおりです。

セマフォ

セマフォの設定値は、各パラメーター値を以下の形式で指定します。

kernel.sem = SEMMSL値 SEMMNS値 SEMOPM値 SEMMNI値

パラメーター

説明

設定値

種別

SEMMSL値

セマフォ識別子あたりの最大セマフォ数

変更なし

SEMMNS値

システム全体のセマフォ数

11

加算

SEMOPM値

セマフォコールあたりの最大演算子数

変更なし

SEMMNI値

システム全体のセマフォ演算子数

2

加算

【開発実行環境サーバ】

開発実行環境サーバで必要となるシステムパラメーターのチューニング値は以下のとおりです。

セマフォ

セマフォの設定値は、各パラメーター値を以下の形式で指定します。

kernel.sem = SEMMSL値 SEMMNS値 SEMOPM値 SEMMNI値

パラメーター

説明

設定値

種別

SEMMSL値

セマフォ識別子あたりの最大セマフォ数

変更なし

SEMMNS値

システム全体のセマフォ数

11

加算

SEMOPM値

セマフォコールあたりの最大演算子数

変更なし

SEMMNI値

システム全体のセマフォ演算子数

2

加算

3.1.1.4 ディスク検索を使用する場合

本機能をインストールするには以下のハードウェアが必要です。

インストールに必要となる空きディスク容量があることを確認してください。

参照

本機能を動作させるために必要な資源については、“加工編 導入・運用ガイド”の“メモリ見積り式”を参照してください。

3.1.1.5 インメモリ検索を使用する場合

本機能を使用する場合、以下のハードウェアが必要です。

インストールに必要となる空きディスク容量があることを確認してください。

注意

  • 上記は本機能のインストール時に必要な空きディスク容量です。

  • 各サーバで使用する機能の組合せに応じて、必要なディスク容量を算出してください。

参照

  • インメモリ検索サーバで本機能を動作させるために必要な資源については、“検索編 導入・運用ガイド”の“資源の見積り”を参照してください。

  • インメモリ検索クライアントでアプリケーションを実行するために必要な資源については、“検索編 アプリケーション開発ガイド”の“資源の見積り”参照してください。

3.1.1.6 単一サーバ構成の場合

単一サーバ構成の場合、以下のハードウェアが必要です。

3.1.1.6.1 ディスク容量

単一サーバ構成でインストールするには以下のディスク容量が必要です。

サーバ種別

ディレクトリ

ディスク容量(単位:メガバイト)

単一サーバ

/opt

361 (注)

/etc

1

/var

1

収集エージェント

/opt

227 (注)

/etc

1

/var

1

注)富士通ミドルウェア製品共通のツール「アンインストールと管理(ミドルウェア)」(/opt/FJSVcir)の106メガバイトも含まれています。