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 Apcoordinatorユーザーズガイド
FUJITSU Software

第26章 Interstage Studioを使ったセションBeanの開発

Interstage Studioで作成するセションBeanの構築とデバッグが可能です。また、効率的に開発するウィザード機能を提供しています。

プロジェクトの作成

Interstage StudioでApcoordinatorによるセションBeanを開発するには、Apcoordinator Enterprise JavaBeansプロジェクトを定義し、Enterprise Beanソース(Apcoordinator)ウィザードを使用します。このウィザードは以下の機能を提供します。

ファイルの作成

以下のファイルはウィザードを使用して作成できます。

データBean

データBean作成ウィザードでは、データBeanのプロパティ名と型を入力することで、データBeanを作成することができます。

ビジネスクラス

ビジネスクラス作成ウィザードでは、入力データの型とコマンド名を入力することで、ビジネスクラスにメソッドを追加し、コマンドマップを更新します。

リモートマップ

リモートマップ作成ウィザードは、リモートマップのテンプレートを作成します。

データBean変換マップ

データBean変換マップ作成ウィザードは、データBean変換マップのテンプレートを作成します。

注意

データBean作成ウィザードおよびビジネスクラス作成ウィザードの注意事項を参照してください。

関係定義チェック

コマンドマップに記述したクラスの存在確認をします。アプリケーションの構築時にチェックが実行されます。

注意

関係定義チェックの注意事項を参照してください。

ejb-jarファイルの作成

Interstage Studioのエクスポートウィザードからejb-jarファイルを作成します。

デバッグ

Interstageのワークユニット上でセションBeanをデバッグ実行することができます。また、Apcoordinatorが提供するセションBeanのローカル呼び出し機能を使用して、テスト用クライアントプログラムを作成することにより、ローカルマシン上でデバッグ実行することも可能です。

配備

サーバビューからInterstage管理コンソールを起動して、InterstageのワークユニットにEJBを配備できます。 配備方法の概略については、“25.3 Interstage使用時のセションBeanの環境設定”を参照してください。