システムの性能のチューニングを行うために、問題の整理と課題の設定を行います。
■問題の整理
システムの性能のチューニングを行うためには、まず問題を整理する必要があります。
たとえば、問題の整理のポイントとして、以下のような点が挙げられます。
何が問題なのか
問題となる時間や時期はいつか
問題に対して影響を受ける人は誰か
問題となるサーバやアプリケーションはどれか
問題が発生した場合、業務に対する影響度はどれくらいか
■課題の設定
問題を整理した後に、課題の設定を行います。
課題の設定の際には、具体的にシステムのどの部分をどのようにするのか決定します。
たとえば、課題として以下のような点が挙げられます。
サーバの資源(CPU/メモリ等)の増強
システム構成の変更(サーバの分散化)
アプリケーション処理スレッドの多重化