Spring IDEの基本的な操作について説明します。
Spring IDEを使用してSpring Batchプロジェクトを生成する手順を以下に示します。
1. メニュー [ファイル] > [新規] > [プロジェクト] を選択すると、[新規プロジェクト]画面に移行します。
2. [Spring] > [Spring レガシー・プロジェクト]を選択し、[次へ(N)>]ボタンをクリックすると、[Spring レガシー・プロジェクト]画面に移行します。
- [プロジェクト名]にプロジェクト名を入力します。ここでは、例としてStudentsearchという名前を入力しています。
- [デフォルトロケーションの使用]チェックボックスは、デフォルトでチェックを入れます。チェックを入れていない場合、[参照]ボタンをクリックすることで所在パスを変更できます。
-[テンプレート]プルダウンメニューは、[Spring Batch] > [Spring Batch Project]を選択してください。
3. [次へ(N)>]ボタンをクリックすると、[Spring Configuration]画面に移行します。
- [構成ファイルの <import/> 要素のサポートを使用可能にする]のチェックボックスにチェックを入れると、エレメント<import/>を利用し、リソースファイルがConfigファイルにインポートできます。
- [欠落した名前空間ハンドラーを無視] のチェックボックスにチェックを入れると、「Unable to locate Spring
NamespaceHandler for element 'nodename' of schema namespace 'namespacename'」のような警告メッセージが表示されません。
- [構成ファイル接尾部のリスト]は、Configファイルの拡張子を設定します。デフォルトは、xmlです。
4. [次へ(N)>]ボタンをクリックすると、[Java 設定]画面に移行します。
5. [完了(F)]ボタンをクリックすると、以下のようなStudentsearchというSpring Batch Projectが生成されます。また、Spring Batch 3.0ライブラリとSpring Framework 4.3ライブラリが自動で追加されます。
ポイント
プロジェクト作成以外のSpring IDEの基本的な操作については、Spring IDEによるSpring Frameworkアプリケーションの作成と同じです。Spring IDEによるSpring Frameworkアプリケーションの作成については、“オープンJavaフレームワークユーザーズガイド Java EE 7編”の“3.5.6.2 Spring Bean 構成ファイルの作成”以降の操作を参照してください。