本製品に含まれるSpring Frameworkが提供する機能について記載します。
機能分類 | 機能名 | 本製品で提供するSpring Framework |
---|---|---|
基本機能 | DIコンテナ | ○ |
バリデーション | × | |
型変換 | ○ | |
Spring Expression Language(SpEL) | ○ | |
Aspect Oriented Programming(AOP) | ○ | |
テスト支援機能 | Unitテスト | × |
TestContextフレームワーク | ○ | |
データアクセス | トランザクション制御 | ○ |
Data Access Object(DAO) | ○ | |
JDBCにおけるデータアクセス | ○ | |
O/Rマッピング連携(Hibernate) | ○ | |
O/Rマッピング連携(JDO) | × | |
O/Rマッピング連携(JPA) | ○ | |
O/Rマッピング連携(MyBatis) | ○ | |
Object/XMLマッピング連携 | ○ | |
Web機能 | MVCフレームワーク | ○ |
JavaScript Object Notation(JSON) | ○ | |
フレームワーク連携(JavaServer Faces) | × | |
フレームワーク連携(Struts) | × | |
フレームワーク連携(Tapestry) | × | |
ポートレット機能 | × | |
WebSocket連携 | ○ | |
Cross-Origin Resource Sharing(CORS) | × | |
インテグレーション | REST | ○ |
リモーティング | ○ | |
EJB連携 | ○ | |
Java Message Service(JMS) | × | |
Java Management Extensions(JMX) | × | |
Java EE Connector Architecture(JCA)/Common Client Interface(CCI) | × | |
Eメール | × | |
タスク実行・スケジューリング | × | |
動的言語 | × | |
Cache機能 | ○ |
○:使用可能な機能です
×:未サポートの機能です
また、Interstage Business Application Serverで利用する場合、以下の点で考慮が必要です。
項番 | 考慮点 | 詳細内容 |
---|---|---|
1 | データベースとの接続 | データベースとの接続はJNDIを使用してデータソースに接続してください。 詳細は“3.6.3 データソースの登録”を参照してください。 |
2 | O/Rマッピング連携(Hibernate) | 本製品ではHibernateライブラリを提供していないため、Hibernate を使用する場合は、Hibernateライブラリを入手する必要があります。Spring Frameworkは以下のHibernateに対応しています。 Hibernate-core: 4.3.0.Final ~ 5.0.12.Final |
3 | Object/XMLマッピング連携 | Object/XMLマッピング連携は以下の機能との連携をサポートしています。
|
4 | JavaScript Object Notation(JSON) | jacksonライブラリを使用する場合は、Webクラスローダへの委譲モデルを後に行うように変更してください。Webクラスローダの委譲モデルの変更については、Interstage Web application deployment descriptor (glassfish-web.xml)でします。詳細については、“Interstage Application Server Java EE 7設計・構築・運用ガイド”の“Webクラスローダの委譲モデルの変更”を参照してください。 |
5 | WebSocket連携 | 本製品ではWebSocketに対応したWebサーバを提供していません。WebSocket連携を利用するためには、IPCOMの負荷分散機能を使用してください。IPCOMの負荷分散機能については、“Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド”の“IPCOMを利用した負荷分散”を参照してください。 |
6 | リモーティング方式 | 以下に記載するリモーティング方式をサポートします。
|
7 | クラスパスの設定方法 | クラスパス設定サポート用のjarファイルを用意してあります。これを利用することで、将来的にライブラリの変更があってもアプリケーションのリビルドは必要ありません。 詳細は“3.5.3 アプリケーションのクラスパスの設定”を参照してください。 |