ネーミングサービスをWindowsサービスに登録して起動する方法について、説明します。
ネーミングサービスをWindows(R)のサービスに登録することで、パソコンの起動と共に、ネーミングサービスを自動で起動し、バックグラウンドで動作させることができます。上記のOS上でネーミングサービスを起動する場合、ネーミングサービスをWindows(R)のサービスに登録することを推奨します。
Windows(R)サービスへの登録方法
Windows(R)サービスへの登録は、symjddefnsコマンドを使用します。登録されるサービス名は、Symfoware JDBC Naming Serviceです。登録手順は、以下のとおりです。
参照
symjddefnsコマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
コマンドプロンプトを起動します。
注意
Wsymjddefnsコマンドは、“管理者: コマンドプロンプト”から実行する必要があります。[コマンドプロンプト]を右クリックして表示されるメニューから[管理者として実行]を選択し、“管理者:コマンドプロンプト”を起動してください。
symjddefnsコマンドを実行して、Symfoware JDBC Naming ServiceをWindows(R)サービスに登録します。
以下の画面と同じ[ユーザー アカウント制御]ダイアログが表示された場合は、[続行]ボタンをクリックし、処理を継続してください。
JDKをC:\Interstage\JDK8にインストールしていて、ネーミングサービスのポート番号を26600にする場合
symjddefns -add -jdk C:\Interstage\JDK8 -port 26600
Windows(R)サービスの起動方法
Symfoware JDBC Naming Serviceは、パソコン起動時に自動的に起動します。
手動で起動する場合、以下の手順で行ってください。
[管理ツール]で[サービス]を起動します。
Symfoware JDBC Naming Serviceを選択し、[サービスの開始]ボタンをクリックします。
Windows(R)サービスの停止方法
Symfoware JDBC Naming Serviceは、パソコンのシャットダウン時に自動的に停止します。手動で停止する場合、以下の手順で行ってください
[管理ツール]で[サービス]を起動します。
Symfoware JDBC Naming Serviceを選択し、[サービスの停止]ボタンをクリックします。
サービスの削除方法について
Symfoware Server クライアント機能をアンインストールすると、Symfoware JDBC Naming Serviceも削除されます。
Symfoware JDBC Naming Serviceを手動で削除したい場合、以下の手順で行ってください。
コマンドプロンプトを起動します。
symjddefnsコマンドを実行して、Symfoware JDBC Naming Serviceを削除します。
symjddefns -del