CMPのEntity Beanでは、データベースとアクセスするための以下の情報を定義します。
CMP定義を行うことで、CMPのEnterprise Beanにデータベース操作文を記述する必要がなくなります。
定義する項目
以下に、それぞれ定義する項目について表で示します。
CMFマッピング定義
項目 | 内容 |
---|---|
データソース名 | 登録してあるデータソース名を指定します。 |
スキーマ名 | 使用するデータベースのスキーマ名を指定します。 |
デーブル名 | 使用するテーブル名を指定します。 |
DBカラム名 | 永続化フィールドと対応付けるDBカラム名を指定します。 |
finder定義(CMP1.1の場合)
項目 | 内容 |
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検索条件 | finderメソッドの検索条件を指定します。 |
CMRマッピング定義(CMP2.0の場合)
項目 | 内容 |
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スキーマ名 | リレーションが1:多、多:多の場合に使用するJoinテーブルのスキーマ名を指定します。 |
テーブル名 | リレーションが1:多、多:多の場合に使用するJoinテーブル名を指定します。 |
カラム名 | リレーションのあるEJBアプリケーションの外部キーと対応付けるDBカラム名を指定します。 |
クエリ定義(CMP2.0の場合)
項目 | 内容 |
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検索メソッド名 | 検索するメソッドの(finder/select)を指定します。 |
検索メソッドパラメータ | クエリ内のパラメタの型を指定します。 |
返却EJBオブジェクト型 | ejbSelectメソッドが返すオブジェクト(LocalまたはRemote)を指定します。デフォルト値はLocalです。 |
EJB QL文 | 検索メソッドに対応するEJB QL文を指定します。 |
定義方法
CMP定義は、Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > [IJServer名] > [EJBアプリケーション] > [アプリケーション環境定義]の[CMFマッピング定義]と[finder定義]で設定します。
設定方法の詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
Interstage Studioを使用してEJBアプリケーションの開発を行う場合、XMLエディタを使用して定義できます。
詳細については、“Interstage Studio ユーザーズガイド”を参照してください。
CMP定義は、Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > [IJServer名] > [EJBアプリケーション] > [アプリケーション環境定義]の[CMFマッピング定義]と[CMRマッピング定義]で設定します。
クエリ定義はEJBアプリケーション作成時にあらかじめ定義しておいてください。
設定方法の詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。