Symfoware ServerのNativeインタフェースを利用する場合、Connection Managerの利用を推奨します。
Connection Managerの設定については、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。
環境変数の設定
以下の環境設定を行ってください。
クラスパスの設定および、パス/ライブラリパスの設定については「4.14.1 JDBCドライバの環境設定」を参照してください。
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設定項目  | 設定値  | 
|---|---|
パス  | NativeインタフェースのSymfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ\JDBC\fjjdbc\bin  | 
クラスパス  | NativeインタフェースのSymfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc4.jar  | 
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設定項目  | 設定値  | 
|---|---|
ライブラリパス  | FSUNrdb2bインストール先ディレクトリ/FSUNrdb2b/lib (注)  | 
クラスパス  | JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc4.jar (注)  | 
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設定項目  | 設定値  | 
|---|---|
ライブラリパス  | FJSVrdb2bインストール先ディレクトリ/FJSVrdb2b/lib (注)  | 
クラスパス  | JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc4.jar (注)  | 
注) 以下のディレクトリのデフォルトは、/optです。
FSUNrdb2bインストール先ディレクトリ
FJSVrdb2bインストール先ディレクトリ
JDBCドライバインストール先ディレクトリ
接続プールの設定
接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインタフェースを指定してください。
パラメタ  | 指定値  | 
|---|---|
名前  | 任意の値  | 
リソースタイプ  | 以下を指定してください。 
  | 
データソースクラス名  | 以下を指定してください。 
  | 
注) Symfoware ServerのNativeインタフェースのJDBCドライバ側のプーリング機能は、Interstage Java EE 6側のプーリング機能ですべて実現できます。そのため、Symfoware ServerのNativeインタフェースのJDBCドライバ側のプーリング機能をサポートしません。Symfoware ServerのNativeインタフェースを利用する場合、Interstage Java EE 6側のプーリング機能を利用してください。
プロパティ
以下に指定できるプロパティを説明します。説明されているプロパティ以外は編集する必要はありません。指定するプロパティの詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。
プロパティ名  | 値  | 
|---|---|
user  | ユーザIDを指定してください。  | 
password  | パスワードを指定してください。  | 
networkProtocol  | 接続するネットワークプロトコル名を指定します。以下を指定してください。指定は必須です。 
  | 
databaseName  | Connection ManagerのAPC動作環境ファイルのSQLSERVERパラメタで指定したSQLサーバ名を指定してください。指定は必須です。  | 
description  | このデータソースの説明を指定します。  | 
SYMOption  | JDBCドライバのオプションを指定します。 
 各オプションの設定値については、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。  | 
プロパティ名  | 値  | 
|---|---|
user  | ユーザIDを指定してください。  | 
password  | パスワードを指定してください。  | 
networkProtocol  | 接続するネットワークプロトコル名を指定します。以下のどちらかを指定してください。指定は必須です。 
  | 
serverName  | 接続するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 例1)IPv4の場合 127.0.0.1 例2)IPv6の場合 ::1  | 
portNumber  | 接続するサーバのポート番号を指定します。  | 
databaseName  | 接続するデータ資源名を指定してください。指定は必須です。 
  | 
description  | このデータソースの説明を指定します。  | 
SYMOption  | JDBCドライバのオプションを指定します。 
 各オプションの設定値については、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。  | 
注意
Symfoware ServerのNativeインタフェースを使用する場合、urlプロパティは指定しないでください。urlプロパティを指定すると、データベース接続時の認証に失敗する場合があります。
RDB2_TCPでSymfoware ServerのNativeインタフェースに接続するための設定
注意
Interstage Java EE 6と別のサーバシステム上にあるSymfoware ServerのNativeインタフェースにアクセスするために使用する接続形態を「RDB2_TCP」と呼びます。
RDB2_TCPでSymfoware ServerのNativeインタフェースに接続するためには、以下の作業が必要です。
以下の作業は、Interstage Java EE 6と同一のサーバシステム上にあるSymfoware ServerのNativeインタフェースにアクセスする場合は不要です。
RDB2_TCP接続用のパラメタの設定
RDB2_TCPのポート番号の設定
RDB2_TCP接続用のパラメタの設定
Symfoware ServerのNativeインタフェースのシステム用動作環境ファイル内に、以下のRDB2_TCP接続用のパラメタを追加してください。
MAX_CONNECT_TCP = (n)  | 
参考
システム用動作環境ファイルは、Symfoware ServerのNativeインタフェースインストール時に指定した場所に格納されています。格納場所を指定しないでインストールした場合は、以下の場所に格納されています。
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[Symfoware ServerのNativeインタフェースがインストールされているドライブ]:\SFWETC\RDB\ETC\UXPSQLENV  | 
![]()
/opt/FSUNrdb2b/etc/fssqlenv  | 
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/opt/FJSVrdb2b/etc/fssqlenv  | 
注意
システム用動作環境ファイル内にMAX_CONNECT_TCPを設定していない、または最大接続数に0が指定されている場合、Java EE 6コンポーネント実行時に、Symfoware ServerのNativeインタフェース ODBCドライバのエラーが出力されます。出力されるエラーの詳細については、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。
RDB2_TCPのポート番号の設定
以下のファイルに、RDB2_TCP用のポート番号を設定してください。
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システムフォルダ\system32\drivers\etc\services  | 
※ システムフォルダは環境変数“SystemRoot”に設定されているフォルダです。
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/etc/services  | 
例
ポート番号に2050を割り当てる場合
RDBII 2050/TCP  | 
注意
ポート番号には、システム上のアプリケーションを含むすべてのサービスにおいて、それぞれ異なるポート番号を設定する必要があります。以下の値を設定しないでください。
システム内の他のサービス、システム上のアプリケーションが使用するポート番号
システムが動的に割り当てる領域のポート番号(エフェメラルポート)
ポート番号の設定については、「付録D ポート番号」を参照してください。