%s1:CSVファイル名
%s2:不正な記述がある行
%s3:エラー情報
irepmodifyentコマンド実行時に出力された場合は、ルールファイルの baseDn タグの値が正しいかを確認し、リポジトリに存在するかを確認してください。
irepaddroleコマンド実行時に出力された場合は、-bオプションで指定した、ロール定義を作成するDNの値が正しいかを確認し、リポジトリに存在するかを確認してください。
LDAPエラーコードが出力されている場合は、以下の対処を行ってください。
LDAPエラーコード | 対処 |
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16(0x10) | 該当する属性がありません。 ルールファイルのobjectClassタグで指定した、オブジェクトクラスに対し、無効な属性がAttribute要素に指定していないかを確認してください。Attribute要素に指定可能な値については、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“オブジェクトクラス一覧”を参照してください。 |
17(0x11) | 未定義の属性名が指定されました。 ルールファイルのAttribute要素、またはfixed要素に無効な属性名を指定していないかを確認してください。有効な属性名については、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“属性一覧”を参照してください。 |
21(0x15) | 指定された属性値の内容が、属性構文に違反しています。 ルールファイルのAttribute要素で指定した属性に対応するCSVファイルにおいて、項目の文字列の文字種に誤りがあるため、属性値として設定できません。以下を確認してください。 ルールファイルのAttribute要素に誤った属性名を設定していないかを確認してください。 属性名タグに対応する項目位置に誤りがないかを確認してください。 CSVファイル中の項目の文字列に誤りがないかを確認してください。 ルールファイルのuniqueタグが3回以上指定されていないかを確認してください。uniqueタグは2回まで有効です。
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34(0x22) | 識別名(DN)の形式に誤りがあります。 管理者用DNの形式に誤りがあります。管理者用DNの指定を確認してください。 操作対象となるエントリのDNの形式に誤りがあります。 ルールファイル中の、baseDnタグの値、Rdnタグの値、midDnタグの値を確認してください。 Rdnタグ、midDnタグの値と、CSVファイルのエラーが発生した行をつきあわせて、正しいDNとなるかを確認してください。 irepaddroleコマンドで発生した場合、-bオプションで指定したロール情報を作成するDNが正しいか、リポジトリに存在するかを確認してください。
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50(0x32) | 指定した要求に対する権限がありません。 コマンドの引数で指定した“-D binddn”のbinddnに、リポジトリ作成時に設定した管理者用DNを指定しているかを確認してください。 |
52(0x34) | リポジトリのサービスが利用できません。 リポジトリが起動しているかどうか、接続先のireplistコマンド、またはInterstage管理コンソールを使用して確認してください。“停止”状態の場合は、起動してください。“不定”状態の場合は、マシンを再起動してください。状況が改善されなかった場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 |
80(0x50)、 81(0x51) | LDAPエラーコード以外のエラーを検出しました。リポジトリと通信できません。 iscollectinfo コマンドを使用して、現在の状況の資料を採取してください。その後、リポジトリが起動しているかどうか、接続先のireplistコマンド、またはInterstage管理コンソールを使用して確認してください。“停止”状態の場合は、起動してください。起動できない場合、または“不定”状態の場合は、技術員に連絡してください。 |
上記以外のLDAPエラーコードが出力された場合は、“37.1 LDAPエラーコード” を参照してください。