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Interstage Application Server V12.2.0 高信頼性システム運用ガイド
FUJITSU Software

A.2.1 WSFCの場合

既存システムとの連携を行う場合、IDCMの起動/停止は、WSFCへIDCMのサービスをリソースとして登録することにより行います。リソースは、Interstageのリソースグループへ追加します。
以下に、設定手順を説明します。


  1. Interstageのリソースグループの設定を行います。「4.2.5.2 WSFCの場合 」で説明されている手順を実施します。

  2. 1.で作成したInterstageのリソースグループに対して、以下の条件にしたがってIDCMサービスを登録します。

    • 「サービス名」は「F3CTidcm」です。

    • 「リソースの種類」は「汎用サービス」です。

    • 依存先は「InterfaceRep_Cache Serviceサービス」および「ネットワーク名」です。

  3. TransactionDirectorサービスの依存先として、「IDCMサービス」を指定します。


以下に、既存システムとの連携を行う場合のWSFCへのリソース登録例を示します。


WSFCへのリソース登録について

リソース資源

サービス名

リソースの種類

依存関係(依存先)

Interstage用IPアドレス

IPアドレス

  

Interstage用ネットワーク名

ネットワーク名

IPアドレス

OD_startサービス

ODloader

汎用サービス

ネットワーク名

NamingServiceサービス

Naming

汎用サービス

OD_startサービス

InterfaceRep_Cache Serviceサービス

InterfaceRep_Cache_s
InterfaceRep_e

汎用サービス

NamingServiceサービス

IDCMサービス

F3CTidcm

汎用サービス

InterfaceRep_Cache Serviceサービスおよびネットワーク名

TransactionDirectorサービス

TransactionDirector

汎用サービス

IDCMサービス


Interstage APIサービス

Interstage API

汎用サービス

TransactionDirectorサービス

ワークユニット起動用バッチファイル

汎用アプリケーション


Interstage APIサービス


また、DPCF通信パスの確立/解放は、以下のいずれかの方法で行ってください。

IDCMの環境設定は、以下のいずれかの方法で行ってください。

IDCMの環境設定については、「IDCMヘルプ」を参照してください。