アンインストール前に環境の削除を行います。片方のノードだけで行う作業や、両方のノードで行う作業があります。
一台構成に移行できる資源は、Interstage ディレクトリサービスのエントリデータだけです。環境を削除する前に、必要に応じてLDIF形式でエントリをバックアップしてください。
作業方法についての詳細は、“インストールガイド”- “アンインストール前の作業” 、または、“アンインストール”- “アンインストール前の作業” を参照してください。
また、MessageQueueDirectorをご利用の場合は、合わせて、“MessageQueueDirector 説明書”を参照して、MessageQueueDirectorの環境を削除してください。
作業するにあたり、共用ディスクがアクセスできる必要がある場合は、作業するノードから共用ディスクがアクセスできる状態にし、作業が完了したらアクセスできない状態に戻してください。
参考
ノードから共用ディスクをアクセスできる状態にする方法は、クラスタシステムや共用ディスクの構築方法によって異なります。環境にあった方法で共用ディスクがアクセスできるようにしてください。
概ね以下の手順で共用ディスクがアクセスできるようになります。詳しい方法は使用しているクラスタシステムやOSのマニュアルを参照してください。
作業するノードで、
1) 共用ディスク用のGDSボリュームを、オンライン状態にします。
2) 共用ディスクのマウントポイントとして使用していたディレクトリに、1)でオンラインにしたGDSボリュームをマウントします。
フェールオーバー クラスター マネージャーなどで、
1) クラスターに記憶域として登録されている共用ディスクの所有ノードを、作業するノードに切り替えます。
2) 共用ディスクをオンラインにします。