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Interstage Application Server Enterprise Edition V12.2.0 インストールガイド
FUJITSU Software

3.5 Windows(R)の8.3形式(ショートネーム)のパス生成が無効であるとき

本製品は、8.3形式(ショートネーム)のファイル名のパス生成が有効である環境にインストールする必要があります。8.3形式(ショートネーム)のファイル名のパス生成が無効であるWindows(R)環境に本製品をインストールした場合、本製品のサービスを起動できない可能性があります。

以下の手順で、8.3形式(ショートネーム)のファイル名のパス生成が有効であるかを確認し、無効である場合は、有効となるように変更してから本製品をインストールください。なお、Windows(R)の8.3形式(ショートネーム)のパス生成の詳細については、OSが提供しているマニュアルを参照してください。

注意

ここでは、Windows Server(R) 2012 R2の場合のコマンド実行例について説明します。Windows Server(R) 2012 R2以外の場合は、出力結果が異なる可能性があるため、OSに応じた手順で実施してください。


  1. 以下のコマンドを実行し、出力される値を確認します。

    c:\>fsutil 8dot3name query D: 
    ボリュームの状態は 1 です (8dot3 名の作成は無効です)。
    レジストリの状態は 2 です (ボリューム単位で設定します - 既定値)。
    
    上の 2 つの設定に基づいて、8dot3 名の作成は D: で無効です
  2. 手順1で、インストール先のボリュームが2つの設定に基づいて無効と表示されている場合、以下のどちらかの方法で有効に変更します。

    • システム上のすべてのボリュームを有効にする場合

      c:\>fsutil 8dot3name set 0
      現在のレジストリの状態は 0 です (すべてのボリューム上で 8dot3 名の作成を有効にします)。
    • ボリューム単位で有効にする場合

      インストール先のDドライブを有効にする場合

      c:\>fsutil 8dot3name set 2
      現在のレジストリの状態は 2 です (ボリューム単位で設定します - 既定値)。
      c:\>fsutil 8dot3name set D: 0
      8dot3name の生成が D: で有効になりました
  3. コンピュータを再起動します。

  4. 本製品をインストールします。