Webアプリケーションプロジェクトを利用する場合は、以下の注意が必要です。
プロジェクトのビルドパスにContextRoot/WEB-INF/lib フォルダ内のJARファイルを追加している場合には、そのJARファイルをビルドパスから削除してください。JARファイルを削除してもビルドは正常に行えます。ただし、Javaエディタを利用する場合、以下の注意が必要です。
JARファイルで定義されているクラスは、問題として強調表示されます。
JARファイルで定義されているクラスは、コンテンツアシストが動作しません。
Interstage Application Server V6.0以前のサーブレットコンテナでは、web.xmlにサーブレットマッピングを定義していなくてもサーブレットを呼び出すことができました。サーブレットを使っている場合は、web.xmlにサーブレットマッピングの定義を追加してください。詳細については、"Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)"を参照してください。
プロジェクトを作成した製品のバージョンによっては、移行時に「このプロジェクトは、WTPメタデータをマイグレーションする必要があります」というメッセージが出力されることがあります。この場合、WTPメタデータを再作成する必要があるため、以下の手順でプロジェクトを新規作成しリソースを移行します。
WARファイルが存在する場合:
WARファイルをインポートしてプロジェクトを新規作成し、そこにリソースを移行します。
[ファイル] > [インポート]の[Web] > [WARファイル]を選択し、WARファイルをインポートします。
[ファイル] > [インポート]の[一般] > [ファイル・システム]を選択し、[次のディレクトリーから]に移行元プロジェクトのフォルダを指定します。
[次のディレクトリーから]欄の下に表示されているフォルダ一覧を開き、ソースフォルダ[src]をチェックします。
[宛先フォルダー]に1.で作成したプロジェクトのフォルダを指定し[完了]をクリックし、移行先プロジェクトのソースフォルダ[src]にJavaソースファイルをインポートします。
WARファイルが存在しない場合:
プロジェクトを新規作成し、そこにリソースを移行します。
新規作成ウィザードから[動的Webプロジェクト]を選択しプロジェクトを新規作成します。
[ファイル] > [インポート]の[一般] > [ファイル・システム]を選択し、[次のディレクトリーから]に移行元プロジェクトのフォルダを指定します。
[次のディレクトリーから]欄の下に表示されているフォルダ一覧を開き、Javaソースフォルダ[src]およびWebコンテンツフォルダ[ContextRoot]をチェックします。
[宛先フォルダー]に1.で作成したプロジェクトのフォルダを指定し[完了]をクリックし、移行先プロジェクトにリソースをインポートします。
プロジェクトエクスプローラで作成したプロジェクトを展開し、ContextRootフォルダ下のリソースファイル(JSP、htmlファイル)をWebContentフォルダ下へ移動します。
プロジェクトエクスプローラで[デプロイメント記述子] > [サーブレット]を選択します。
右クリックで表示されるコンテキストメニューから[新規] > [サーブレット]を選択し、[サーブレット作成]ウィザードを開きます。
[既存サーブレット・クラスまたは JSP を使用]をチェックし、有効となった[クラス名]欄の[参照]を選択します。
[サーブレットのマッチング]から、インポートしたサーブレットクラスの中で、プロジェクトに必要なサーブレットクラスを選択し、[OK]をクリックします。
[サーブレット作成]の[完了]をクリックし、サーブレット作成を終了します。
V9の標準のワークベンチ(eclipse 3.2)以前のワークベンチでは、動作確認用にIJServer起動構成を提供しており、WebアプリケーションへアクセスするためのURLが指定可能でした。今版のワークベンチでは、Webアプリケーションを起動後に[サーバー]ビューからWebアプリケーションを選択して、コンテキストメニューから[Webブラウザ]でWebブラウザを起動後にURLを指定してください。