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Interstage Studio V12.2.0 ユーザーズガイド Java EE 6編
FUJITSU Software

B.6.8 テンプレートビューのテンプレートを移行する

テンプレートビューは、今版では提供していません。拡張子がjava, xml, html, htm, jsp, js, css, dtd, sql のファイルに対するテンプレートであれば、以下の移行操作を行うことで各エディタのテンプレートとして利用できます。

  1. メニューバーから[プロジェクト] > [旧バージョンのワークスペース/プロジェクトの更新]を選択します。

  2. [旧バージョンのワークスペース/プロジェクトの更新]ダイアログボックスが表示されます。ワークスペースの更新を実施していない場合は、ダイアログボックスの左側に「ワークスペース」が表示されるので、「ワークスペース」をチェックして[OK]をクリックします。テンプレートの移行に必要なファイルが生成されます。

  3. 作業用の任意のプロジェクトに、次のファイルをコピーします。
    <ワークスペースフォルダ>\.metadata\templateBackups\studioTemplates.xml

  4. 3でコピーしたXMLファイルをXMLエディタで開きます。開いたxmlファイルは、以下のようなツリー構造になっています。

    <syntaxtemplate>
      + <root>
        + <category>
          + <template>

    <template>要素のname属性がテンプレートの名前です。description属性はテンプレートの説明です。context属性がコンテキストです。<template>要素の子テキストがテンプレートです。

  5. 移行の必要のないテンプレートを削除します。削除するには、XMLエディタの設計ページにて、<template>要素を削除します。

  6. Java以外のテンプレートは、コンテキストが設定されていない場合があります。その場合、Context属性の属性値は、空文字列になっています。Context属性に適切なコンテキストを入力してください。ファイル種別を変更しないのであれば、インポート後にコンテキストを変更できます。この場合、インポートしたいファイル種別ごとに以下の値を設定します。

    ファイルの種類

    Context属性の属性値

    Java

    Java

    XML

    xml_all

    CSS

    css_all

    DTD

    dtd_new

    HTML

    html_all

    JavaScript

    javaScript

    JSP

    jsp_all

    SQL

    org.eclipse.datatools.sqltools.editor.template.sql.generic

  7. XMLエディタのソースページを開き、変数名を変更します。旧版では、${xxx}の形式の変数名に制限はなく、日本語文字などを使うことができました。本バージョンのワークベンチでは変数名には英数字とアンダーバー"_"だけを利用できます。変数名に英数字とアンダーバー"_"以外の文字を利用している場合は移行することはできません。

  8. テンプレートは、各対応するエディタのテンプレートの設定からインポートします。インポートでは、そのエディタに関連したコンテキストのテンプレートだけがインポートされます。