テンプレートビューは、今版では提供していません。拡張子がjava, xml, html, htm, jsp, js, css, dtd, sql のファイルに対するテンプレートであれば、以下の移行操作を行うことで各エディタのテンプレートとして利用できます。
メニューバーから[プロジェクト] > [旧バージョンのワークスペース/プロジェクトの更新]を選択します。
[旧バージョンのワークスペース/プロジェクトの更新]ダイアログボックスが表示されます。ワークスペースの更新を実施していない場合は、ダイアログボックスの左側に「ワークスペース」が表示されるので、「ワークスペース」をチェックして[OK]をクリックします。テンプレートの移行に必要なファイルが生成されます。
作業用の任意のプロジェクトに、次のファイルをコピーします。
<ワークスペースフォルダ>\.metadata\templateBackups\studioTemplates.xml
3でコピーしたXMLファイルをXMLエディタで開きます。開いたxmlファイルは、以下のようなツリー構造になっています。
<syntaxtemplate> + <root> + <category> + <template>
<template>要素のname属性がテンプレートの名前です。description属性はテンプレートの説明です。context属性がコンテキストです。<template>要素の子テキストがテンプレートです。
移行の必要のないテンプレートを削除します。削除するには、XMLエディタの設計ページにて、<template>要素を削除します。
Java以外のテンプレートは、コンテキストが設定されていない場合があります。その場合、Context属性の属性値は、空文字列になっています。Context属性に適切なコンテキストを入力してください。ファイル種別を変更しないのであれば、インポート後にコンテキストを変更できます。この場合、インポートしたいファイル種別ごとに以下の値を設定します。
ファイルの種類 | Context属性の属性値 |
---|---|
Java | Java |
XML | xml_all |
CSS | css_all |
DTD | dtd_new |
HTML | html_all |
JavaScript | javaScript |
JSP | jsp_all |
SQL | org.eclipse.datatools.sqltools.editor.template.sql.generic |
XMLエディタのソースページを開き、変数名を変更します。旧版では、${xxx}の形式の変数名に制限はなく、日本語文字などを使うことができました。本バージョンのワークベンチでは変数名には英数字とアンダーバー"_"だけを利用できます。変数名に英数字とアンダーバー"_"以外の文字を利用している場合は移行することはできません。
テンプレートは、各対応するエディタのテンプレートの設定からインポートします。インポートでは、そのエディタに関連したコンテキストのテンプレートだけがインポートされます。