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Interstage Studio J Business Kit 解説書
FUJITSU Software

2.4 ブラウザのプロセスとJava VMの関係

ブラウザのプロセスとJBKプラグインが起動するJava VMの関係を説明します。

JBKプラグインは、ブラウザのプロセスごとに1つJava VMを起動します。一度起動されたJava VMは、そのブラウザのプロセスが終了するまで起動されたままの状態になります。したがって、JBKプラグインを使用してアプレットを実行する場合には、ブラウザのプロセスとJava VMの関係は以下のようになります。

アクティブデスクトップ上でのInternet ExplorerでJBKプラグインを使用する場合

アクティブデスクトップ上のInternet Explorerは、Windowsのエクスプローラのプロセスの一部として動作します。エクスプローラのプロセスはWindowsの起動時に1つ起動され、Windowsが終了するまで起動されたままの状態になります。したがって、アクティブデスクトップ上のInternet ExplorerでJBKプラグインを使用する場合には、Internet ExplorerとJava VMの関係は以下のようになります。

アクティブデスクトップは、さまざまなトラブルの原因になるため使用については推奨しません。アクティブデスクトップをオフにすることを推奨します。

注意

Internet Explorerを終了させても、Javaコンソールが閉じません。

複数のウィンドウを開いてアプレットを動作させた場合、Internet Explorerのタブプロセスの制御により、開かれたウィンドウと同じプロセスで動作する場合と、別のプロセスで動作する場合があります。別のプロセスの場合、新しく開いたブラウザウィンドウを閉じても、元のInternet Explorerのプロセス自体は終了しないため、最初に起動したプロセスのJava VMも生存しています。このようなときは、すべてのInternet Explorerのウィンドウを閉じることにより、Javaコンソールを閉じることができます。